金融経済用語辞典は最新の金融用語、経済用語から、難解な用語までを分かりやすく紹介する用語辞典サイト。英和対応。

金融経済用語辞典の「証券」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

ABS(Asset Backed Securities)

ABS(エービーエス)とは、アセットバック証券のこと。資産担保証券とも言われ、自動車ローンやクレジットカードの債権などを資産担保とした証券を指す。



ADR(American Depository Reciept)

ADR(エーディーアール)とは、American Depository Recieptの略称で、アメリカ預託証券の事を指す。米国の株式市場において外国企業の株式等が取引される際に行われる一般的な形態である。



FTSE100指数

FTSE100指数とは、ロンドン証券取引所における株価のベンチマークとなる指数のこと。ロンドン証券取引所における出来高のおよそ70%を占めている英国企業100社で構成されている。



IPO

IPO(Initial Public Offerring)とは、株式の新規公開、新規公募のこと。未公開企業(未上場)企業の株式が一般投資家向けに売り出されることを指す。



Paper

Paper(ペーパー)。直訳すると紙ということになるが、金融においては主に証券を指す。コマーシャルペーパー(CP)のように○○ペーパーというように用いる。



アセットバック証券

アセットバック証券(あせっとばっくしょうけん)とは、資産担保証券とも呼ばれる証券のこと。ABSとも略される。自動車ローンや住宅ローン、クレジットカード債権などの資産を集めたものを債券発行時の担保として利用する証券化を経て作られる証券のこと。



アナリスト

アナリスト(あなりすと)とは、投資家の売買を推奨するための企業情報や景気の動向などミクロ経済、マクロ経済の両方から分析する専門家の総称。



インデックス運用

インデックス運用(いんでっくすうんよう:Indexing)とは、ベンチマーク(日経平均株価など)と同じ値動きをするように運用する運用手法のこと。



エクイティファイナンス

エクイティファイナンス(Equity Financing)とは、株式の発行を伴う資金調達を意味する。新株の発行や転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行のように、エクイティ(株主資本)の増加をもたらす資金調達を総称してエクイティファイナンスと呼ぶ。



カストディ

カストディ(Custody)とは、保管を意味しており、金融用語としては証券の保管...



カストディー

カストディー(Custody)とは、証券の保管や保護預かり、所有権に関する正確な記録管理を行うという意味。国内投資家の外国証券投資や海外投資家の国内証券投資が対象となる。



キャットボンド

キャットボンド(CATボンド・Catastrophe Bond)とは、大災害債券とも呼ばれる債券の一種。Catastrophe(カタストロフィ・大災害)。定められた要件を満たす災害(台風・洪水・地震など)が発生した場合に、発行会社が資金を受け取る、あるいは投資家の償還元本が減少する仕組みが取り入れられた仕組債。



コマーシャルペーパー(CP)

コマーシャルペーパー(Commercial Paper)とはCPとも呼ばれ、短期の無担保約束手形。割引方式(金利分を額面から差し引いて販売する方式。満期日に提示することで額面分を受け取れるので、差し引き分が金利相当となる)で発行され、金額と満期日を特定して発行される。



サブプライムローン

サブプライムローン(Sub Prime Loan)とは、主に米国において貸付が行われた住宅担保ローンの中で優良顧客(プライム層)以外のものを指す。狭い範囲で例えると、住宅を担保する住宅ローンが対象となるが、広義にはその他の担保ローンも含まれる。



スプレッド

スプレッド(Spread)とは、価格差のことを指す。買値(Offer)と売値(Bid)の差を示し、通常はこのスプレッドが大きいほど市場においては流動性が不足しているとされる。為替取引において最も一般的に用いられる。



セキュリタイゼーション

セキュリタイゼーション(Securitization)とは、多数の債権や資産を一まとめにして、それらを担保とした標準的な証券を作り出すこと。日本語では証券化とも呼ばれる。



ティック

ティック(Tick)とは、金融商品における価格変化の最小単位を示す。呼び値のこと。例えば、東京証券取引所1部(東証1部)における株価100円の企業の1ティックは1円であり、株価10000円超の企業の1ティックは10円といったようなもの。



不動産担保証券

MBS(Mortgage Backed Security)とは、モーゲージ担保証券または、抵当証書担保付証券のこと。複数のモーゲージ(不動産担保付ローン債券)をプールしたものやパッケージ化したものを担保とする証券のこと。



受益証券

受益証券(じゅえきしょうけん)とは、投資信託や貸付信託等の運用において利益分配を受ける権利をしめす有価証券のこと。たとえば、投資信託の場合は、元本・口数・分配金などが記されている。ただし、投資信託については07年1月に受益証券が電子化されており、券面としての発行はなされていない。



売買一任勘定

売買一任勘定(ばいばいいちにんかんじょう)とは、口座の保有者である顧客から売買に関する裁量権を委託された金融機関が顧客の代理人として資産を運用することを指す。



有価証券

有価証券とは、財産権をあらわす証券であり、権利の移転や行使が当該証券の授受により行われるものをさす。金融商品取引法、刑法、法人税法など様々な法律により定義が異なるが、ここでは、金融商品取引法をベースとして解説する。



機関投資家

機関投資家(きかんとうしか:Institutional Invester)とは、大規模な資本を金融市場に対して投資する様々な金融機関や組織のこと。外国人投資家も機関投資家に含まれる。



気配

気配(けはい:Quotation)とは、市場や取引所などで提示されている価格のこと。実際に取引が行われる価格と同じとは限らないが、株式市場の場合指値注文がどのように入っているかを示す状況のこと。



決済機関

決済機関(Clearing System)とは、証券の所有権の移転処理などを簡単に行うための決済機関。クリアリングシステム、クリアリング機構などとも呼ばれる。



米連邦住宅抵当金庫

米連邦住宅抵当金庫とは、米国政府が支援する株式会社。主にモーゲージの原債務者よりモーゲージを購入し、モーゲージ市場に資金を供給することを目的としている。Federal National Morgage Association。



証券化

証券化(しょうけんか)とは、様々な債権や資産などをひとまとめにしてそれらを担保とする標準的な証券へと転換することを指す。セキュリタイゼーションとも呼ばれる。



譲渡性預金(CD)

譲渡性預金(Cerficate of Deposit)とは、CDとも略される。譲渡性預金、譲渡性預金証券のこと。銀行が発行する定期預金証書のうちで譲渡可能なものを指す。銀行が無記名の預金証書を発行する定期預金です。預金者は金融市場でその預金証券を自由に売買できる預金のことをさす。



資産担保証券

資産担保証券(しさんたんぽしょうけん:Asset Backed Securities)とは、アセットバック証券(ABS)とも呼ばれる有価証券のこと。キャッシュフローを生み出す資産を担保として発行する証券で、売掛債権、住宅ローン、自動車ローンなどのABSが発行されている。



額面価格

額面価格(がくめんかかく)とは名目上の価格のこと。債券や証券などに特定の権利を明記した券面自体にかかれた名目価値のこと。債券の場合は、満期時には額面価格が償還される。



黄金株

黄金株(おうごんかぶ)とは、Golden・Shareとも呼ばれるもの。通常は買収に関連する株主総会決議事項についての拒否権がつけられた特定の株式を指す。