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金融経済用語辞典の「金利」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

DCF

DCF(Discount Cash Flow)とは資産価値を評価する方法で、投資有価証券や不動産などの投資価値を算出する際に求められる。収益資産から生み出されるキャッシュフローの現在価値をもって、その理論価格とする方法。DCF法とも呼ばれる。



FFレート

FFレート(フェデラル・ファンド・レート)とは、米国における市中銀行が連邦準備銀行(FED)に預けている無利息の準備預金である「フェデラルファンド」について、銀行間において無担保でそのための資金を調達する場合の金利。



FOMC(連邦公開市場委員会)

FOMC(連邦公開市場委員会)とは、Federal Open Market Committeeの略称。12人のメンバーにより構成される連邦準備理事会の政策決定委員会。米国の公定歩合や金融政策などを実施する。



LIBOR

LIBOR(London Interbank Offered Rate:ライボー)とは、ロンドン銀行間出し手金利のこと。銀行間で短期資金を貸し出す際の金利。LIBORは融資等における基準金利として用いられる。



MTN

MTN(Midium Term Note)とは、ミディアムタームノート。期間が約5年の中期の債券でコマーシャルペーパー(CP)と似た方法で発行される。ユーロ市場で発行されるものをユーロMTNと呼ぶ。通常はMTNプログラムという仕組みを使って発行される。



O/N

O/N(Overnight)。オーバーナイト、翌日返済。O/Nとは、翌日を示しており、O/N取引と言われる場合は資金を今日借りて、明日返済するというものである。



YTM

YTM(Yield to Maturity)とは、最終利回りのこと。債権投資を比較する上で重要な項目とされており、債券を満期日まで保有してクーポン収入(金利収入)が同利率で再投資された場合の利回りを示す。



インカムゲイン

インカムゲイン(Income Gain)とは、資産を保有することによりその資産から生み出される収益のことを指す。代表的なインカムゲインとして銀行預金における金利(利息)や債券投資におけるクーポン、株式投資における配当金、不動産保有による賃料収入などが挙げられる。



イールドカーブ

イールドカーブ(Yield curve)とは利回り曲線のことを指す。



イールドレシオ

イールドレシオ(Yield Ratio)とは、株式益利回りと長期国債などの金利(長期金利)との水準を比較したもので、相場の水準が割高か割安かを示す指標として用いられる。長期金利÷株式益利回りで算出することができる。イールドレシオが小さくなるほど、株式市場から得られる利益と長期金利との差が小さいことを意味し、相対的に株式市場が割安水準と判断される。



キャップ

キャップ(CAP)とは、金利デリバティブの一種で、保有者を金利上昇から守るように設計されたもの。権利行使期間に金利が行使水準よりも高かった場合、保有者は権利を行使して超過額相当額の現金を受け取ることができる。



クーポン(債券用語)

クーポン(Coupon)とは、債券に支払われる金利を、額面価格に対するパーセント(百分率)で示したもの。確定クーポン付き債券の場合、年に1回~2回の利払いが行われる。



コマーシャルペーパー(CP)

コマーシャルペーパー(Commercial Paper)とはCPとも呼ばれ、短期の無担保約束手形。割引方式(金利分を額面から差し引いて販売する方式。満期日に提示することで額面分を受け取れるので、差し引き分が金利相当となる)で発行され、金額と満期日を特定して発行される。



ネガティブキャリー

ネガティブキャリー(Negative Carry)とは、ポジションにおける調達コストが運用収益を上回っている状態を指す。対義語はポジティブキャリー。



プライムレート

プライムレート(Prime Rate)とは、銀行が企業等に対して融資を行う際一番優遇されている金利(祭優遇金利)のことを指す。貸し出し期間が1年未満のものを「短期プライムレート(短プラ)」、1ね二条のものを「長期プライムレート(長プラ)」という。



ベーシスポイント

ベーシスポイント(Basisi Point)とは、1%の100分の1、つまり0.01%のことを指す。長期金利や公定歩合などの変動があった場合などに、40ベーシスポイントの変動(0.4%の変動)というように用いる。



マイナス金利

マイナス金利(まいなすきんり)とは、その名前の通りマイナスの金利。資金の借り手が貸し手から利息を受け取ることになる。通常起こりえるものではないが、極端な低金利時に金融機関同士での決済等でまれに起こる場合がある。



リスクフリーレート

リスクフリーレート(Risk Free Rate)とは、そのままで無リスク資産から得られる利回りという意味になる。世の中に厳密に無リスクな資産などは無いものの、概ね無リスクであるといえる資産からの利回りを指す。ただし、インフレリスクは考慮されていない。一般には10年国債(長期国債)の利回りがリスクフリーレートとされる。



両端入れ

両端入れ(りょうはいれ)とは、ローン等の金利計算方法の一つで、初日と最終日の両方を日数に加えて計算することを指す。たとえば、1日にローンを借りて10日に返済したという場合、両端入れなら、10日分の金利が発生することになる。



中央銀行

中央銀行(ちゅうおうぎんこう)とは、国家の金融システムに対する規制権限を有する銀行のこと。銀行の銀行、政府の銀行とも呼ばれる。信用制度の管理、銀行券(通貨)の発行、商業銀行監督、外貨準備高および自国通貨の管理、政府向け銀行業務などが挙げられる。



利回り曲線

利回り曲線(りまわりきょくせん)とは、イールドカーブとも呼ばれる。信用リスクと発行通貨が同様で、満期の異なる債券の利回りをグラフ上に示したものを指す。



単利

単利(たんり)とは、金利計算において金利分の再投資リターンを考慮しないものを指す。対義語は複利。一般的に、債券のなどの金利は再投資されないため、単利で示される。



名目金利

名目金利(めいもくきんり)とは、物価の上昇や下落を考慮しない表面上の金利のことを指す。定期預金などをはじめとした金融商品や債券金利などはこの名目金利で表示されている。物価を考慮したものを「実質金利」と呼ぶ。



固定金利

固定金利(こていきんり)とは、支払う(または受け取る)金利水準が固定された契約に基づき、預金・債券・住宅ローン・借入などを行うこと。受け取る場合にも支払う場合でも共通して利用される。



変動金利

変動金利(へんどうきんり)とは、その名前の通り金利が変動することを指す。多くの場合は預金や債券などの金利や、住宅ローン等の返済金利のことを指す場合が多い。一般的には、市場金利の変動により金利水準が変動することを言う。



実質金利

実質金利(じっしつきんり)とは、名目金利にインフレ率、デフレ率を加味したもの。名目金利は金融商品やローンなどで実際に発生する金利だが、購買力等の観点から考えると物価の変動も考える必要がある。たとえば、金利5%の定期預金でも1年後に物価が4%上昇している場合、実際のプラス分は1%しかない。この1%が実質金利となる。



年金現価係数

年金現価係数(ねんきんげんかけいすう)とは、元本を一定の利率で複利運用しながら、一定の金額を毎年取り崩すとした場合、現在いくらの元本が必要になるのかという係数のこと。一定の利率で複利運用する場合で、希望する年金額を受け取るために必要となる年金原資の金額を求める際に利用する。 複利年金現価率とも呼ばれる。



店頭表示金利

店頭表示金利(てんとうひょうじきんり)とは、基準金利、店頭金利などとも呼ばれる金利の一つ。市場金利の動向に応じて銀行を代表とする金融機関が独自に設定する普通預金や定期預金の金利や住宅ローン等の貸出金利についての指標となる金利の事を指す。



期待インフレ率

期待インフレ率(きたいいんふれりつ)とは、市場関係者や消費者、企業などが予想する将来のインフレ率(物価上昇率)のことを指す。現在のインフレ率ではなく、将来物価がどれくらい変動するかを予想している率のこと。予想インフレ率とも。



流通利回り

流通利回り(りゅうつうりまわり)とは、債券市場における金利、利回り表現の一つ。債券の流通市場において取引されている債券の時価における実質的な利回りのことを指す。受け取ることができるクーポンを現在の時価で計算することで得られる利回り。



為替プレミアム

為替プレミアム(かわせぷれみあむ)・為替ヘッジプレミアムとは、為替予約をする際に低金利通貨と高金利通貨との間で生じる差額のうち、一般的には低金利通貨を売って、高金利通貨を買ったときに得られる収益のことを指す。なお、高金利通貨を売って、低金利通貨を買うと逆に支払いが必要にる。この場合は為替ヘッジコストと呼ばれることが多い。



無担保コール翌日物

無担保コール翌日物(むたんぽこーるよくじつもの)とは、日本国内の金融機関が短期資金のやりとりを行うコール市場において、約定翌日に返済を行う際の金利のことを指す。短期金融市場の金利の一つ。



無担保ローン

無担保ローンとは、担保を金融機関を差し出すことなく金銭貸借を行うローンのこと。一般的に消費者金融(キャッシング)やフリーローンなどが代表的。金融機関にとっては担保がないことから、あくまでもお金を貸す相手の「信用」のみに依存することになるため、担保を差し入れる有担保ローンと比較して金利は高くなる。また、限度額、融資期間なども有担保ローンと比較すると厳しく設定されることが多い。



片端入れ

片端入れ(かたはいれ)とは、金利・利息計算方法の一つで、利息計算初日または終了日の片方のみを入れて金利計算することを指す。両方を入れて計算する場合を「両端入れ」と呼ぶ。一般的には預金利息計算などが片端入れで行われる。



短期金利

短期金利(たんききんり)とは、償還までの期間が短い債券や借入などの金利のこと。通常は「1年未満」の借入に対する金利を指すが、代表的なものは銀行間の資金融通を行うコール市場の無担保コール翌日物の金利が代表的。



経過利子

経過利子(けいかりし:Accrued Interest)とは、前回の利払い日以降証券に発生している利子のこと。証券が二つの利払い日の間で売却が行われる場合、通常債券等の買い手は売り手に対してその日までに発生した利子分を購入価格に上乗せまたは別建てで支払う。



複利(複利効果)

複利(ふくり:Compound Interest)とは、元金に再投資された利息分を加えたものに付く利息のこと。例えば、1年複利の場合は金利計算が年に一回おこなわれ、翌1年後には、当初の元金に対して1年前に付与された金利分に対しても利子が付く。



譲渡性預金(CD)

譲渡性預金(Cerficate of Deposit)とは、CDとも略される。譲渡性預金、譲渡性預金証券のこと。銀行が発行する定期預金証書のうちで譲渡可能なものを指す。銀行が無記名の預金証書を発行する定期預金です。預金者は金融市場でその預金証券を自由に売買できる預金のことをさす。



買方金利

買方金利(かいかたきんり)とは、信用取引において「信用買い(空買い)」を行う場合のコストのひとつ。信用取引における「買い」は日本証券金融(制度信用取引)や取引証券会社(一般信用取引)から資金を借りて株を買うという取引であるため、その借りた資金に対する金利分のこと。



逆イールド

逆イールド(ぎゃくいーるど)とは、信用リスクが同一で、同一通貨の利回り曲線が右肩下がりになっている状態のことを指す。つまり、期間が長くなるほど金利が低下する減少であり、「短期金利>長期金利」となっている経済状況を指す。対義語は「順イールド」で通常の経済状況では金利は順イールドとなることが多い。



配当利回り

配当利回り(はいとうりまわり:Dividend Yield)とは、株式投資により得られる収益の指標として広く用いられる指標の一つ。株価に対する年間配当の比率のこと。



配当割引モデル

配当割引モデル(Dividend Discount Model)とはDDMとも呼ばれる投資理論の一つ。普通株式の理論株価は、将来的に予測されるディスカウント済みのキャッシュフローの合計値であるという考え方に基づく考え方。



金利

金利(Interest Rate)とは、借り手が貸し手に対しえ支払う資金調達コストのこと。通常は年ベースで一定期間により支払われる。資金の貸し手の資金利用機会の喪失、インフレによる購買力低下、貸し出しによるリスクの代償として支払われる。



長期金利

長期金利(ちょうききんり)とは、「1年」を越える借入金に対する金利のこと。ただし、一般にニュース、新聞などで「長期金利」と呼ぶ場合は国が発行する10年国債(長期国債)の中でも最も流通量の多いものの利回りを基準とする。この長期金利は金融機関における長期の貸し出しの目安にもなっている。



順イールド

順イールド(じゅんいーるど)とは利回り曲線において、信用リスク・通貨が同一の場合で、満期の異なる債券利回りを縦軸に金利、横軸に期間を置いた場合で、金利が右肩上がりになる状態のことを指す。通常の正常な経済状況では、この順イールド状態が確認される。