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金融経済用語辞典の「指数」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

BPS(1株あたり純資産)

BPS(1株あたり純資産:Book value Per Share)とは、企業の安定さをみる指標の一つ。資産から負債を引いた純資産を発行済み株式総数で割ったもの。純資産とはその会社における純粋な資産であり、その会社が解散した場合の価値でもある。BPSはそれを1株あたりの株式になおしたもの。



CAC40

CAC40とは、CAC40種指数とも呼ばれるフランスにおける代表的な株価指数の一つ。名前の通り40の代表銘柄により構成されている。



DAX株価指数

DAX株価指数とは、ドイツにおける株価指数の中で最も注目されている指数で、優良銘柄30銘柄により算出される。時価総額加重指数として計算されている。



FTSE100指数

FTSE100指数とは、ロンドン証券取引所における株価のベンチマークとなる指数のこと。ロンドン証券取引所における出来高のおよそ70%を占めている英国企業100社で構成されている。



GDP

GDP(Gross Domestic Products)の略。国内総生産と訳される。国内で生産される全ての商品やサービスの価値を合計したもの。国家における経済力の規模を示す指標として広く用いられる。



MSCI ACWI

MSCI ACWIとは、MSCI指数の一つ。ACWIは「All Country World Index」を示しており、先進国と新興国のことを意味している。つまり、MSCI指数銘柄のうち、先進国24カ国、新興国21カ国の合計45カ国の株式インデックス指数ということになる。



MSCI-エマージング・マーケッツ・インデックス

MSCI-エマージング・マーケッツ・インデックスはMSCI指数の中でもエマージング(新興国)に対する株価指数。MSCIで採用されている21カ国の新興国に対する株価インデックスとなる。新興国の株式に投資をするうえでは代表的なベンチマークの一つとである。



MSCI-コクサイ指数

MSCI-コクサイ指数とは、MSCI指数の中でも先進国株価指数のインデックス。MSCI採用銘柄のうち先進国である22カ国(先進国23カ国から日本を除く)の株価指数となる。日本以外の先進国に分散投資する際の重要な株価指標とされる。



MSCIジャパンインデックス

MSCIジャパンインデックスはMSCI指数の中でも日本の株式に特化した指数。日本の株式等の総合投資収益を市場の時価総額比率によって加重平均して算出される。日本の株式時価総額の85%(中~大型株)をカバーしている。



MSCI指数

MSCI指数とは、MSCI(morgan Stanley Capital International Indices)とはモルガンスタンレー社が公表する指数の一つ。国別および地域別の指数や業種別、セクター別指数が用意されている。



NASDAQ

NASDAQ(ナスダック:National Association of Securities Dealers` Automated Quotation System)とは、全米証券業協会・店頭銘柄気配自動通知システム。米国における世界最大のベンチャー企業向け株式市場。



NT倍率

NT倍率(えぬてぃーばいりつ)とは、日経平均株価を東証株価指数で割った指標のこと。Nikkei225とTopixの頭文字をとってNT倍率と呼ぶ。株式相場の方向性を知るための指標とされる。単独ではなく時系列で見ることによって相場の状況確認などに利用される。



PER(株価収益率)

PER(株価収益率:Price Earnings Ratio)とは、企業株価を企業の一株あたり利益(EPS)で割って計算することができる財務分析の一種。企業の投資価値を判断する上で非常に重要な比率の一つであり、企業株価が割高か割安かを示す指標として広く利用されている。



S&P500

S&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)は米国を代表する株価指数。スタンダード・アンド・プアーズ社が算出。ニューヨーク証券取引所(NYSE)とアメリカン証券取引所、NASDAQ市場に上場している銘柄のうち、代表的な500銘柄をピックアップした株価指数。



WACC

WACC(Weighted Average Cost of Capital)とは、加重平均資本コストのこと。投資対象左記が十分な収益を生み出すかを判断する計算方法。



WTI

WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)とは、アメリカのテキサス州で産生されている原油のこと。世界で産出されている原油のたった1~2%の量しかないが、世界における原油価格の指標とされる。ニューヨーク原油とも呼ばれる。



アルファ値

アルファ値とは、株式投資の収益(リターン)について使われ、有価証券等のリスク調整済みのパフォーマンスを計測したもの。リスクリターンモデルによる証券の予想収益率を上回った分を指す。



ダウ工業平均株価指数

ダウ工業平均株価指数(Dow Jones Industrial Average)通称DJIAとは、古くから利用されてきた米国における株式市場の指標の一つ。株価のベンチマークであることや、米国経済が与える世界的な重要性から世界の投資家が注目する主要30銘柄で構成されたもの。



ハンセン指数

ハンセン指数(Hang Seng Index:HSI)とは、香港証券取引所(HKSE)においてベンチマークとされる株価指数のこと。香港証券取引所における売買高の約70%を占める優良銘柄により構成されている。



バルチック海運指数

バルチック海運指数(Baltic Dry Index:BDI)とは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する運賃指数のこと。海運会社等から、鉄鉱石・石炭・穀物などの貨物を運搬する外航不定期船の運賃の結果を取りまとめて出した指数のこと。



ボラティリティ・インデックス

ボラティリティ・インデックスとは、「VIX指数」「恐怖指数」とも呼ばれる指数の一つ。シカゴオプション取引所(CBOE)がS&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(変動幅)を元に公表している指数。ボラティティが高くなるほど指数は上昇する。



ミブテル株価指数

ミブテル株価指数(Mibtel)とは、イタリアにおける株式市場の全銘柄によって構成されるベンチマーク指数のこと。



リビジョンインデックス

リビジョンインデックス(Revision Index)とは、企業業績に対するアナリストの見通しがどのように変化しているのかをとらえる指数。景況感をあらわす指標として利用されている。



一株あたり純資産

一株あたり純資産(BVPS:Book Value Per Share)とは、企業の株価水準や財務状況を確認するに当たり重要な財務指標の一つ。株主資本から無形固定資産を引いて算出される。上場企業の株価はこの一株あたり純資産に左右されることも多い。



日経225(日経平均株価)

日経225(NIKKEI225)とは、日本経済新聞社が選出した日本株の中でも業種を代表する225銘柄を指す。一般に「日経平均(日経平均株価)」というものはこの日経225のことを指す。TOPIX(東証株価指数)と並び日本における株価指標(指数)としては、代表的なものとなっており、オプションや先物、金融デリバティブ商品が世界で多く取引される。(海外ではNIKKEI225と呼ばれる)



日経寄与度

日経寄与度(にっけいきよど)、日経平均寄与度とは日経平均株価の算出にあたっての影響度の大きさを示したもの。日経平均の計算法はみなし株価の合計を除数で割って計算される。このため、みなし株価が大きい銘柄は寄与度、寄与率が高いなどと呼ばれる。



日経平均

日経平均(にっけいへいきん)とは、日本経済新聞社が決定している東京証券取引所の株価を反映した代表的な指数のこと。



日銀短観

日銀短観(日本銀行短期経済胃観測調査)とは、単に短観とも呼ばれる。日本銀行が実施する4半期ごとの企業調査のことで様々な企業データが含まれる。特に製造業業況判断DIは注目を集める。



東証住宅価格指数

東証住宅価格指数(とうしょうじゅうたくかかくしすう)とは、首都圏における中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を利用して、同一物件の価格変化によって計算される指数。不動産価格の動向を知る上で使われる指標の一つ。