金融経済用語辞典は最新の金融用語、経済用語から、難解な用語までを分かりやすく紹介する用語辞典サイト。英和対応。

金融経済用語辞典の「保険会社」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

アクチュアリー

アクチュアリー(あくちゅありー)とは、リスク計算に用いる統計学や数学的手法の専門家のことを指す。主に保険に関するリスクやプレミアムなどを専門に扱う。



アンダーライティング

アンダーライティング(Underwriting)とは引受するという意味になる。証券用語といて使われるときは、証券会社が顧客企業の公募増資、売り出しの株式や社債などを引き受けるすることを指す。また、保険用語として使われる場合には、契約の申込があった場合に保険会社がその契約を受け入れることを指す。



オーバーローン失効

オーバーローン失効とは、保険契約において解約返戻金の範囲内で利用できる「契約者貸付」を利用している場合にその利用額および利息の合計が。解約返戻金の金額を超えた場合に発生する保険契約の失効のこと。



ソルベンシーマージン比率

ソルベンシーマージン比率(Solvency Margin Ratio)とは、保険業法により定められた保険会社の健全性を示す指標のこと。支払余力とも訳されることがある。



ダイレクト保険

ダイレクト保険(だいれくとほけん)とはいわゆる通販型保険のこと。従来のように担当者(営業マン)が一戸一戸訪問して契約するタイプではなく、電話やインターネットなどを通じて契約するタイプの保険のことを指す。



フィデューシャリー・デューティー

フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary duty)とは、受託者の忠実義務。2014年9月に金融庁が公表した「金融モニタリング基本方針」の中で指摘した言葉で、"商品開発、販売、運用、資産管理それぞれの携わる金融機関がその役割・責任(フィデューシャリー・デューティー)を果たすことが求められる"と表記したことから利用されるようになった。



一時払い終身保険

一時払い終身保険とは、終身保険(保険が一生涯継続する)タイプの保険で、保険料の納付を一括して前払いする保険商品のこと。終身保険なので確実な保険金が見込めるうえで、一定期間を経過すれば払い込み保険料よりも高額な解約返戻金を受け取れることから、退職金などを利用した貯蓄目的の利用が多い。



予定事業費率

予定事業費率(よていじぎょうひりつ)とは、保険契約や運用等に必要となる保険会社の人件費や物件費などの経費を予定して保険料に組み入れている。この割合のことを予定事業費率と呼ぶ。この予定事業費率部分は純粋な保険料相当ではない経費部分であるため、付加保険料と呼ばれる。保険契約者から見れば、この予定事業費率が低い保険ほど、より効率的な保険運用ができている保険といえる。



予定利率

予定利率(よていりりつ)とは、生命保険の契約時に設定される保険の運用利回りのこと。予定利率が高い保険ほど、保険契約者から預かった保険料を高利回りで運用することになり、保険料も安くなる。予定利率が高い保険は保険契約者にとってメリットの高い保険であるといえる。



予定死亡率

予定死亡率(よていしぼうりつ)とは、各年齢ごとの死亡率を生命表に基づいて算出して、この数値を基準に将来の保険金支払いのために必要となる保険料の計算をする。この計算の際に使われる死亡率を予定死亡率と呼ぶ。保険料はこの予定死亡率のほかに「予定利率」「予定事業費率」の3つで計算することができる。



付加保険料

付加保険料(ふかほけんりょう)とは、生命保険や自動車保険等において、保険料を決定する際に計算されている率の一つ。保険会社における手数料に該当する部分。生命保険の場合保険料は(死亡保険料+貯蓄保険料+付加保険料)の三つで構成されることになる。



企業年金

企業年金(きぎょうねんきん)とは企業が、自社で働く労働者のために提供する年金制度。厚生年金などの公的年金に加えて利用する年金制度。義務化されているわけではなく、企業が自発的に労働者のために行う年金制度である。



低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険(ていかいやくへんれいがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種で保険料払い込み期間中に解約した場合の解約返戻金を低水準に抑えることで、通常の終身保険よりも保険料を安くすることができる保険。保険料払い込み終了後の返戻率は通常の終身保険と同様の水準になる。



個人年金保険

個人年金保険(こじんねんきんほけん)とは、生存給付型の保険。被保険者が生存している場合に保険金が支払われる保険。年金保険としては国が実施している国民年金などがあるが、これに上乗せする形で個人が保険料を支払い、個人が受け取るタイプの年金保険。



優良体割引(健康体割引)

優良体割引(ゆうりょうたいわりびき)とは、生命保険契約においてリスクが低いと判断された人に対して、保険料(死亡保険料)が割引される制度のこと。健康体割引と呼ばれることもある。特に喫煙に関しては、非喫煙者割引と言われることもある。



再保険

再保険(さいほけん)とは、保険を引き受けた保険会社が災害などによる巨額支払いに備えて加入する保険のこと。保険会社は様々なリスクに対して保険という形で万が一の場合に保険金を契約者に支払うのが基本。しかし、巨大災害などにより保険会社の能力を超えた支払いが発生する可能性がある場合など、 保険会社1社でそのリスクを負担できない場合、保険の一部を国内外の保険会社に「再保険」という形で負担をしてもらう。



利率変動型積立終身保険

利率変動型積立終身保険とはアカウント型保険とも呼ばれる生命保険の一種。平成12年から日本で販売開始された比較的新しいタイプの保険。保障内容や契約内容などの見直しがかなり容易にできることから自由設計の強い保険となる。



医療保険

医療保険(いりょうほけん)とは、医療機関における診療や診察により発生する医療費についてその一部(または全部)を保険会社が給付するしくみの保険のこと。日本では、公的な医療保険である「国民健康保険(社会保険)」と一般の保険会社が行う「民間医療保険」がある。



告知義務

告知義務(こくちぎむ)とは、保険契約の申し込みのいて、保険金の支払い事由に関連する重要な項目において保険会社が求めた情報・事項について事実を告知する義務のことを指す。生命保険の場合は健康状態、自覚症状、過去の病歴や障害の有無などが挙げられる。



団体信用生命保険

団体信用生命保険(だんたいしんようせいめいほけん)とは、住宅ローンを組む際に加入する生命保険。この保険への加入を住宅ローン審査の用件としている金融機関も多い。加入者(ローン契約者)が死亡した場合、債権者である金融機関にローン残債分の死亡保険金が支払われるというもの。



報酬比例部分

報酬比例部分(ほうしゅうひれいぶぶん)とは、厚生年金において加入中の報酬額や加入期間によって受け取れる年金額が変わる部分のことを指す。たとえば、サラリーマンの厚生年金保険料は「等級」によって保険料が変動する。収入が多い人ほどより多くの保険料を支払うが、その分は報酬比例部分として将来受け取れる年金額が増額される形になる。



変額保険

変額保険(へんがくほけん)とは、保険金額が実際の運用実績に応じて変動するタイプの保険を指す。通常の保険は保険金額は一定であるが、変額保険の場合は、運用状況等に応じて保険金の額が変動する。ただし、死亡保険金の額に関しては最低額が保証されており、実際の変動の塀今日を受けるのは解約返戻金や満期保険金の部分となる。対義語は「定額保険」。



大数の法則

大数の法則(たいすうのほうそく)とは、確率論や統計学における定理の一つ。経験的確率と理論的確率が一致するといったもの。例えばサイコロはどの目が出る確率は1/6だが、試行回数が少ない場合には偏りが出ることが多い。しかしながらその試行回数を相当に増やしていけば、最終的に理論値である確率1/6に近づくというもの。



失効(保険)

失効(保険)とは、生命保険等において保険料払い込みの猶予期間を超えても保険料の払い込みがない時に取られる措置のこと。失効した場合には保険の効力は失われる。ただし失効した場合でも、一定の条件を満たすことができれば「復活」させることができる。



契約者貸付

契約者貸付(けいやくしゃかしつけ)とは、生命保険において当該保険契約における解約返戻金の一定範囲内で資金を借りることができる制度のこと。思いがけない出費が発生する場合などに一部を生命保険の解約返戻金から借り入れを行うことで、資金ニーズに対応することができる。



学資保険

学資保険(がくしほけん)とは生命保険の一種。こども保険(子供保険)と呼ばれることもある。子供の将来の教育資金となることを目的に保険料を支払うことで満期時に満期保険金が受け取れる。また保険加入期間に両親に万が一があれば、様々な保障を受けることができる点などが特徴。



定期保険

定期保険(ていきほけん)とは、終身保険・養老保険と並び生命保険における最も基本的な保険の一つ。中でも最も基本的な保険であり、保険料を支払う期間中だけ保険対象となるという保険である。いわゆる掛け捨て型と呼ばれる保険。



定額保険

定額保険(ていがくほけん)とは、保険契約時に定めた保険金額が一定となる保険のことを指す。一般的な保険はこの定額保険にあたる。定額保険は保険会社の一般勘定で運用が行われる。保険金額、予定利率などは保険会社が保証することになる。対義語は「変額保険」。



少額短期保険

少額短期保険(しょうがくたんきほけん)とは、保険事業において小額・短期の保険引き受けを業務とする事業のことを指す。また、そうした事業を行う事業者を小額短期保険事業者と呼ぶ。「保険業法等の一部を改正する法律」(2006年4月1日に施行)



平均余命

平均余命(へいきんよめい)とは保険用語で、ある年齢の人が今後生存する平均年数のことを指す。0歳の平均余命=平均寿命となる。平均余命は簡易生命表という形で厚生労働省が発表している。たとえば平成22年7月の簡易生命表によると、当時20歳の人の平均余命は男性で60.04年となっている。



平準定期保険

平準定期保険(へいじゅんていきほけん)とは、定期保険の内、契約時の保険金額が保険期間満了まで変わらないタイプの保険。定期保険の中でも特に記述がない場合はこの平準定期保険となる。掛け捨てタイプの保険だが、長期契約の場合は中途解約時でも解約返戻金は発生する。



年金現価係数

年金現価係数(ねんきんげんかけいすう)とは、元本を一定の利率で複利運用しながら、一定の金額を毎年取り崩すとした場合、現在いくらの元本が必要になるのかという係数のこと。一定の利率で複利運用する場合で、希望する年金額を受け取るために必要となる年金原資の金額を求める際に利用する。 複利年金現価率とも呼ばれる。



年金終価係数

年金終価係数(ねんきんしゅうかけいすう)とは、一定期間一定りいつで毎年一定の金額を複利運用で積立運用した場合、将来いくらの金額になるのかを示す係数のこと。ファイナンシャルプランニングで多用される計算手法で、年金や貯蓄性のある保険の運用成果などを計測するために利用する。



引受基準緩和型医療保険

引受基準緩和型医療保険(ひきうけきじゅんかんわがたいりょうほけん)とは、名前の通り医療保険の引受を行う際の基準が通常の医療保険よりも緩和されている保険のこと。告知は特定の数項目ですみ、通常の医療保険には加入できないケースでも加入できる場合がある。



復活(保険)

復活(保険)とは、一度失効してしまった保険契約を再び元の状態に戻すことをいう。ただし、失効した保険の復活には様々な条件があり、それを満たす必要がある。そのため、失効してもいいや、という気持ちでいることはお勧めしない。



損害保険

損害保険(そんがいほけん:general insurance)とは、略して損保とも呼ばれ、自動車保険や火災保険、船舶保険などが該当する。これらの保険は偶然の事故により生じた損害を補償するための保険であり、損害率に応じて保険料が定められる。



明記物件

明記物件(めいきぶっけん)とは、火災保険において1個または1組の価格が30万円などを超える貴金属や宝石、骨董品などを指す。これらの明記物件は火災保険の保険証券に明記して契約をする必要がある。これが行われていない場合は万が一、火災被害等にあった場合でも保護されない。



有期年金

有期年金(ゆうきねんきん)とは年金の受け取り方法の一つ。10年や15年といった固定期間のみ年金を受給することができる。ただし、これは被保険者が生存している場合のみで、被保険者が死亡した場合は有期年金受給期間中であっても年金は打ち切られる。



本人確認法

本人確認法(ほんにんかくにんほう)とは、資金洗浄防止(マネーロンダリング防止)やテロ資金対策の為に金融機関に対して、特定取引を行う顧客の素性を公的な証明書を落ちいて確認し、記録を作成・保存する義務を負わせる法律のこと。



標準利率(生命保険)

標準利率(ひょうじゅんりりつ)とは、保険会社が将来の保険金支払いのために積み立てている「責任準備金」の計算利率として義務付けている金利のこと。10年もの国債の過去3年などを元に決定される。2013年1月現在では1.5%、しかしながら、2013年4月は1.0%に引き下げが予定されており、これによる保険料上昇が懸念されている。



機関投資家

機関投資家(きかんとうしか:Institutional Invester)とは、大規模な資本を金融市場に対して投資する様々な金融機関や組織のこと。外国人投資家も機関投資家に含まれる。



死亡保険料

死亡保険料(しぼうほけんりょう)とは、生命保険における保険料計算の基本となる保険料のこと。名前の通り、被保険者が死亡するリスクに対する保険料。保険期間の被保険者の死亡リスク(死亡率)×保険金の金額として計算できる。



火災保険

火災保険(かさいほけん)とは、損害保険の一種で、建物や家財道具などの設備が火災や風水害などにより損害を受けた場合、その損害を補填するための保険。原則的にすべての原因による火災を保証するが、大規模災害や戦争などによるものは対象外となる。



無選択型医療保険

無選択型医療保険(むせんたくがたいりょうほけん)とは、医療保険の一種、告知が求められない医療保険。その代り、責任開始日から90日以内の病気や手術は保障の対象外となる(ただしケガは保障される)。無選択型医療保険は、申し込みがしやすいものの、その分健康状態に問題がある人が多いため、保険料は割高となる。



無選択型終身保険

無選択型終身保険(むせんたくがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種で加入者を選択しない保険。つまり、告知や診査を不要としたタイプの終身保険。そのため、健康状態等に問題がある人でも保険に加入できる。



物価スライド

物価スライド(ぶっかすらいど)とは、日本の公的年金の給付額に対して用いられている調整制度のこと。物価の変動に応じて年金の給付額を改定するものである。公的年金の物価スライド制度については前年の消費者物価指数の変動に応じて翌年4月に自動的に年金給付額が改定される制度となっている。



生命保険の失効

生命保険の失効とは、保険料の支払いがれないことなどによって保険契約の効力が無くなっている状態のことを指す。失効中に保険事故が発生したとしても保険金(給付金)を受け取ることはできない。ただし、一定期間内であり条件を満たすことによって保険契約を元通りに「復活」させることができる。



生命保険の復活

生命保険の復活とは、失効状態にある生命保険契約を元に戻す手続きを指す。復活の手続きを行うことで従来と同様の保障を受けることができる。ただし、下記に挙げるような一定の条件を満たす必要があり、条件を満たせない場合は復活できないこともある。



確定年金

確定年金(かくていねんきん)とは、年金の受け取り方法の一つ。10年や15年といった一定の期間、被保険者の生死にかかわらず年金を受け取ることができるというもの。被保険者が死亡した場合には遺族にその受給権が移る。この場合、残りの年金部分を年金現価で受け取ることも可能である。



確定拠出年金

確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)とは、年金の一種。掛け金の額が確定(確定拠出)している年金という意味。掛け金は決まっているが、実際に年金として支払われる額は確定しておらず、運用成果に応じて受け取ることができる年金額が変化するタイプの年金である。日本版401kとも呼ばれる。



積立利率変動型終身保険

積立利率変動型終身保険(つみたてりりつへんどうがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種で市場金利等の運用環境によって死亡保険金や解約返戻金の額が増加するタイプの保険。積立金は直近の運用実績に基づいて積立利率が決められ増加する。最低保証利率が設定されているため変額保険と異なり解約返戻金や死亡保険金がマイナスとなることはない。



積立型終身保険

積立型終身保険(つみたてがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種。通常の終身保険と比較して保険料を安くする代わりに、保険料払込期間中の疾病死亡保険金額を払込保険料相当額とする終身保険のこと。



終身保険

終身保険(しゅうしんほけん)とは、定期保険、養老保険と並ぶ生命保険の基本的な商品の一つ。一定の払い込み期間まで保険料を支払うと、後は死亡するまで保証が継続するという生命保険。死亡するまで=終身のため終身保険と呼ばれる。



終身年金

終身年金(しゅうしんねんきん)とは年金の受け取り方法の一つ。被保険者が生存している限り、一生涯にわたって年金を受け取ることができるものを指す。期間の長短にかかわらず被保険者が死亡した時点で年金の給付は終了する。生存リスクをカバーできるタイプの年金。



解約返戻金

解約返戻金(かいやくへんれいきん)とは、生命保険契約を満期前で解約した場合に戻ってくる積立部分(責任準備金)のこと。保険会社によっては解約払戻金などとも呼ばれることもある。保険の加入期間が長いほど、保険の貯蓄性が高いほど、解約返戻金の額は大きくなるのが一般的。



責任準備金

責任準備金(せきにんじゅんびきん)とは、保険用語として使われる場合、将来支払う保険金の支払いの財源とするため、保険会社が保険料の中から積み立てているお金のことを指す。また、この責任準備金は「保険料積立金」、「未経過保険料」、「払い戻し積立金」に分類して積み立てられている。



貯蓄保険料

貯蓄保険料(ちょちくほけんりょう)とは、生命保険における保険料の中で終身保険、養老保険などの保険部分に対して、貯蓄相当として扱われる部分。死亡保険料と異なり、現在の死亡リスクに対する保険料ではなく、将来の死亡リスクに備えるため、満期時の満期保険金に対する積立となる。



返戻率

返戻率(へんれいりつ)とは、生命保険等の保険契約を途中解約した場合や、満期を迎えた場合の満期保険金を受け取る金額が、これまでに支払った保険料に対して何%あるのかを示すもの。通常は百分率(%)であらわされる。



逓増定期保険

逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは、定期保険の一種。逓増と名がつく通り経過年数に応じて受け取る死亡保険金の額が大きくなっていくタイプの定期保険。インフレ等への対応能力が高い保険であるが、死亡リスクが高くなるほど保険金が上昇するため、保険料はかなり割高となる。



逓減定期保険

逓減定期保険(ていげんていきほけん)とは、定期保険の一種。逓減と名がつく通り、契約年数がたつほど受け取る死亡保険金の額が小さくなっていく保険。基本的に死亡保障として必要な金額は遺された遺族の生活期間が短くなるほど小さくなるので逓減定期保険は合理的な保険である。



金融ADR制度

金融ADR制度とはADR(裁判外紛争手続き)の一種。2009年の金融商品取引法等改正で創設された制度の一つで、金融機関とその利用者の間で発生するトラブルを裁判ではなく、当事者と中立な立場の指定紛争解決機関によって話し合いでかつ迅速に解決することを目的としたもの。銀行や証券、保険といった各分野ごとに指定されている。



養老保険

養老保険(ようろうほけん)とは、定期保険、終身保険とならび生命保険の基本的な商品の一つ。生命保険の中で最も貯蓄性を重視した保険となっており、満期時に死亡保険金と同額の満期金を受け取ることができるという保険である。



高額療養費制度

高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)とは、日本における医療制度のひとつ。一か月に同一の医療機関で要した自己負担額を合算して、自己負担限度額を超過した分については全国健康保険協会等によって支給される制度のこと。