金融経済用語辞典は最新の金融用語、経済用語から、難解な用語までを分かりやすく紹介する用語辞典サイト。英和対応。

金融経済用語辞典の「マーケティング」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

イニシャルコスト

イニシャルコスト(initial cost)とは、機器や設備などを導入する際にかかるコスト(費用)のこと。設置費用・導入費用などとも呼ばれる。なお、設置・導入後にかかる費用などは含まれない。対義語はランニングコスト。



ゲーム理論

ゲーム理論(げーむりろん theory of games)とは、相互に作用する複数あるいは単独の主体が行う行動や振る舞いなどに関する研究分野のこと。ファミコンなどのゲームとは関係がない。あるルール、プレイヤー、プレイヤーの行動、意思決定を左右する情報を定めたうえでの行動を研究する。



スイッチングコスト

スイッチングコスト(Switching cost)とは、マーケティング用語の一つ。投資家・顧客が現在利用しているサービスや製品を別の企業が提供しているサービスや製品に乗り換えをする際に支払うコストのこと。なお、スイッチングコストは金銭的なコストだけでなく、心理的なコストや手間によるコストなども含まれる。



スマート消費

スマート消費とは、文字通り賢く消費をするというスタイルのこと。クーポンや電子マネー、クレジットカードなどを活用してポイントを貯めたり、携帯電話のプラン等の見直し、ネット銀行の活用による手数料節約といったように様々な手法を活用することでより賢い消費行動をとることを指す。



ランニングコスト

ランニングコスト(running cost)とは、設備や機器などを運用する際にかかる費用のこと。対義語はイニシャルコスト。例えばある設備を導入した際の電気代や消耗する部品のメンテナンス費用などが代表的。運用で考えた場合には、投資信託の信託報酬、アパート経営・マンション投資にかかる管理会社への報酬などがランニングコストとなる。



信用情報

信用情報(しんようじょうほう)とは、個人の支払い能力に関する情報のこと。日本では「信用情報機関」が複数存在しており、これらの期間が管理し、加盟している金融機関等がその情報を共有している。信用情報の事故情報は「ブラックリスト」と俗称される。



市場予想平均

市場予想平均(しじょうよそうへいきん)とはコンセンサスのこと。株式市場の場合、アナリスト、エコノミスト、投資家といった市場関係者が想定、予想している水準の平均値。企業業績、一株利益(EPS)、政策金利、為替レートなど多岐にわたる分野で市場予想平均は調査・集計されている。



市場価格

市場価格(しじょうかかく:Market Price)とは、市場(マーケット)で売買されている価格のこと。通常市場価格と呼ぶ場合、市場に存在している買い手(需要)と売り手(供給)のバランスにより価格が決められる。需要と供給により価格が付けられることを「市場メカニズム」と呼ぶ。



情報の非対称性

情報の非対称性(じょうほうのひたいしょうせい)とは、市場取引における買い手と売り手の当事者同士が保有する情報が不均衡であることを指す。通常買い手は、商品に対する品質等の情報について詳しくは分からないが、対する売り手は詳しく把握している状態を指す。



耐用年数

耐用年数(たいようねんすう)とは、減価償却の対象となる資産において利用が可能な年数のことを指す。例えば、乗用車を購入したとしてこの乗用車を利用することができる年数のことを指す。減価償却資産を適正に費用配分するための年数のこと。