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デルタとは

デルタ(Delta:δ)とは、オプションにおける市場感応度(センシティビティ)を示す指標の一つ。原資産の価格が1単位変化する場合に、オプション価格がどの程度変化するかを計測する。このデルタの変動率を「ガンマ」と呼ぶ。他にも「ベガ」「セータ」などのオプションの市場感応度を示す指標がある。

例えば、デルタ値が0.7(70%)でオプションにおける原資産の価格が1円上昇した場合、1原資産あたりのオプション価格は0.7円上昇すると予想することができる。すなわち、デルタが大きい物ほど、原資産の価格変動に対してオプションの価格が対象原資産の価格に伴い変動することになる。

ただし、デルタは一定ではなく投資対象の原資産の価格変動により大きく変動する(デルタ変動の度合いは「ガンマ(γ)」により数値化することができる)。通常、プレミアムの値が大きいほど、デルタ値は小さくなる。デルタ値が極端に小さい場合は原資産の価格変動がオプション価格に対して影響を与えなくなるので投資意味が薄いとされる。

コールオプションは正のデルタを持ち、プットオプションは負のデルタを持つ。
一般的にインザマネーのオプションはデルタの値が高くなり、アウトオブザマネーの状態のデルタは値が小さくなるのが一般的である。

もしかして?(デルタ関連用語一覧)

  1. ディスクロージャー
  2. デットファイナンス
  3. デイトレード
  4. ティッカーシンボル
  5. 定期保険

 

 

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