ネット専業銀行とは
ネット専業銀行とは、銀行サービスのほぼすべてをオンライン(インターネット)上で完結させる銀行のこと。明確な定義はないが、基本的に預金者向けの店舗は持たず、インターネット上やコンビニATMなどを通じて入出金サービスや振込みサービス等を提供する。ネット銀行、ネットバンクと呼ばれることもある。 店舗(支店)を持たないことで、必要となる人件費や地代・家賃などを抑えることによりコストダウンが可能で、それにより預金金利を従来型銀行と比較して高くしたり、振込み手数料等を割安にしたりして一般的な都市銀行、地方銀行との差別化を図り、利用者の拡大を図っている。 インターネットを通じた銀行取引のことを「ネットバンキング(オンラインバンキング)」とよび、最近では都市銀行や大手の地方銀行を中心にインターネットを使った銀行サービスの提供も始まっている。中には、ネット専業銀行とほとんど変わらないほど手数料の安さや金利の高さをうたう普通銀行も像会傾向にある。 なお、金融庁ではこうしたネット専業銀行、ネットバンク、ネット銀行について「新たな形態の銀行」として分類している。なお、新たな形態の銀行の第1号は2000年9月26日に事業免許を取得した「ジャパンネット銀行」である。 |
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