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流動性リスクとは

流動性(りゅうどうせい)とは、経済学的には、投資商品などがいかに換金しやすいか(交換しやすいか)を表す言葉。流動性が高いという場合は換金性が高いという意味になる。例えばすぐに現金化ができる普通預金は流動性が高いが、土地や不動産など換金まで時間がかかる投資商品は流動性が低いと表現される。

投資において流動性とはリスクの一つでもある。例えば、株式投資を考えた場合、流動性が低いというのは、出来高のない銘柄である。出来高がないということは、自分が希望する価格で売り注文を出しても買い手が中々現れないということになり、無理に現金化しようとすると、希望価格よりも低い価格でしか現金化ができない。
安全資産である銀行の定期預金も同様で、たとえば満期前に無理やり解約する場合にはペナルティ金利が適用されることになり、本来出れば受け取ることができた普通預金金利とペナルティ金利との差額が事実上の損失として発生していることになる。

つまり、流動性が低い投資商品は無理に換金しようとする場合には損失が発生してしまうということになる。また、流動性が低すぎる場合には換金すらできないということもありえるため、投資をする場合にはこの流動性リスクについても十分に考慮する必要がある。

もしかして?(流動性リスク関連用語一覧)

  1. 流通利回り
  2. 利食い
  3. リスクアセスメント
  4. 量的・質的金融緩和
  5. 両端入れ

 

 

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