価格優先の原則とは
価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)とは、オーダードリブン市場における価格決定のルールのひとつ。売買注文を成立させる際、成行注文が指値注文に対して優先される。さらに、指値注文の場合、高い値段での買い注文、安い値段での売り注文が優先されうという原則のこと。 たとえば、株式投資における板情報にある株式が300円で1000株売りに出されているとする。このとき、投資家Aが成行で買い注文、投資家Bが310円の指値で買い注文、投資家Cが300円の指値で買い注文を出したとする。この場合、三人の投資家すべての注文がこの売り注文に対する有効な買い注文とナルが、この注文の優先順位は投資家A>投資家B>投資家Cとなる。 仮に投資家Aが1000株の買い注文を出していた場合は、投資家BとCは価格優先の原則に基づき注文は成立しない、Aが600株、Bが300株、Cが400株の買い注文だった場合、AとBの注文はすべて約定するが、Cの注文は残りの100株分しか成立することはない。 なお、この際、投資家Bと投資家Cの指値の株価が同じだった場合は先に注文された投資家の注文が優先される。これを時間優先の原則と呼ぶ。ただし、価格優先の原則は時間優先の原則よりも優先される。 |
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