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特別気配とは

特別気配(とくべつけはい)とは、売買における売りと買いの注文数量のバランスが大きく崩れ、オークション方式(ザラ場方式)で価格決定をするのが適切でない場合、ザラバ中であっても価格決定方式を板寄せ方式として特別に呼び値の周知を図る措置のこと。

売りと買い注文のうち成行注文や現在の呼び値の水準を大きく超えた価格での指値注文が出た場合などに発生し、売りが優勢な場合「特別売気配」買いが優勢な場合「特別買気配」とも呼ばれる。

証券会社などが提供している板情報には「特」「カ」「ウ」などの表示がされ、特別気配であることが周知される。

特別気配となる基準は現在の気配値によって変わってくるが、500円未満の株価の場合は上下5円以上の乖離、1000円未満の株価の場合は上下10円の乖離などのように基準が定められている。

特別気配となった場合は、板寄せ方式により一定の時間ごとに気配を切り上げ(切り下げ)ながら、売買が成立するまで気配値を変動させる。なお、その日のストップ高、ストップ安の水準となってもなお売買が成立せずその日の取引を終えた場合は、比例配分として売りと買いの注文の一部のみが成立する。

特別気配に関する特選サイト
特別気配について金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

特買い・特売りとは
特別気配の解説、解消までの流れなど。

もしかして?(特別気配関連用語一覧)

  1. 都市銀行
  2. トリガー価格
  3. 特別目的会社
  4. 特別口座
  5. 取引所集中義務

 

 

特別気配の登録カテゴリ情報

メインカテゴリ:と行
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