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為替リスクとは

為替リスク(Exchange risk)とは、外国為替レートの変動により利益や損失が発生するリスクのことを指す。為替における価格変動リスクのこと。為替レートというものは、通貨と通貨の相対的な交換レートであるため刻々と変化しており、この変化により利益、損失を受ける可能性がある。

日本の投資家が外貨を持った場合(例えば米ドル)、米ドルとの為替レートが変動すると円ベースでの価値(価格)が変動する。
例えば1万米ドルを保有しているとする。この場合、為替レートが1円「円高」になった場合(1ドル=100円が1ドル=99円になった場合)、円に換算すると1万円の損失が出る計算になる。一方為替レートが1円「円安」になった場合(1ドル=100円が1ドル=101円になった場合)、円に換算すると1万円の利益が出る計算となる。

このように、保有する外貨や外貨建ての投資商品において為替レートが変動することによる日本円ベースでの価格変動リスクのことを為替リスクと呼ぶ。ただし、当該投資商品や金融商品などを円に戻すことなく、永久的に外貨で持ち続けるという場合(現地で消費する目的などの場合)、為替リスクは無視することが可能である。
為替リスクというものは、外貨投資商品等を、円貨に戻すことを前提としたリスクといえる。

もしかして?(為替リスク関連用語一覧)

  1. 株主総会
  2. 外国人投資家
  3. ガンマ
  4. カントリーリスク
  5. 買われすぎ

 

 

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