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イニシャルコストとは

イニシャルコスト(initial cost)とは、機器や設備などを導入する際にかかるコスト(費用)のこと。設置費用・導入費用などとも呼ばれる。なお、設置・導入後にかかる費用などは含まれない。対義語はランニングコスト。

投資として考える場合、初期投資であるイニシャルコストは通常「固定費」となる。投資全体を考える上ではランニングコストは「変動費」という扱いとなる。
イニシャルコストが必要な投資としては、例えば不動産投資があげられる。不動産を取得する際のコストがイニシャルコストとなり、その後の建物等の管理費がランニングコストとなる。

イニシャルコストは前述の通り投資の損益分岐点を計算する上での固定費となるため、その投資から得られる収益を考える場合には損益分岐を決める重要な要素となる。

例えば、200万円のイニシャルコスト、10万円/月のランニングコストがかかる投資があるとする。月々の収益が15万円の場合、ランニングコストからみた利益は5万円/月となるが、イニシャルコストである200万円をペイするためには40ヶ月が必要ということになる。(それ以後になってようやく利益がでる。)

もしかして?(イニシャルコスト関連用語一覧)

  1. 委託証拠金
  2. インターナショナルキャッシュカード
  3. IR(インベスターリレーションズ)
  4. 一括借り上げ
  5. 医療保険

 

 

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