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株式累積投資とは

株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)とは、株式投資の方法の一つ。「るいとう」とも呼ばれる。1990年代にスタートした新しい株式の買い方。証券会社が投資家から資金を集めて、その資金で同一銘柄を買い続けるという仕組み。累積という名前の通り、投資家から見れば株式を積立購入しているように投資できる。

通常株式の投資単位は単位株制度の下では、企業が定めている1000株や100株といった単位でしか売買できない。そのため、例えば株価が200円の株の単位株が1000株の場合、最低売買単位は20万円になってしまう。

一方で株式累積投資(るいとう)の場合、1万円単位から株式を購入できる。例えば上記の例では、50株だけ購入できることになる。株式累積投資は積み立て方式のため、翌月も1万円が投資される。仮に翌月の株価が195円の場合、51.28株が購入されることになる。
なぜこのような端数の投資が可能なのかというと、投資家が出しているのは1万円なのだが、これをたくさん証券会社が取りまとめることにより、例えば、100人の投資家がいれば100万円あつまり、5000株が買える。その株を投資家に配分しているという仕組みになっている。

なお、累積投資により単位株以上(上記の例では1000株以上)になった場合、1000株分は1単位として通常の市場で売買できるが、単位株に満たない部分については証券会社に買い取ってもらう形になる。

株式累積投資のメリットは小額から積立が可能であるということと、固定金額の購入による「ドルコスト平均法」として有利な投資ができているという点がある。

もしかして?(株式累積投資関連用語一覧)

  1. 株主総会
  2. 外国人投資家
  3. ガンマ
  4. カントリーリスク
  5. 買われすぎ

 

 

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