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キャリートレードとは

キャリートレード(Carry trade)とは、通貨間の金利差を通じた資金調達と運用の方法のこと。低金利通貨で資金調達を行い、その資金を使って高金利通貨で資金を運用することで、利ざやを稼ぐ手法のこと。特に円で資金調達を行う場合には円キャリー(円キャリートレード)と呼ばれる。

具体的には、たとえば金利1%で1億円を資金調達して、その資金を高金利通貨の豪ドルで金利5%で運用した場合、1年間に4%(400万円)の利ざやを得ることができる。
特に世界的に低金利な円、スイスフランなどを通じてのキャリートレードが多い。キャリートレードが加速した場合、たとえば円キャリーの場合には、円が売られやすくなることから円安要因の一つになるとされる。

逆に、円キャリートレードが進んだ状態で、金利差(スプレッド)が縮小した場合、まき戻しの動きが起こり、資金調達していた円を返済するための円買いが起こりやすく円高要因となる。

キャリートレードに関する特選サイト
キャリートレードについて金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

キャリートレードのしくみ

もしかして?(キャリートレード関連用語一覧)

  1. 金本位制
  2. 業種別株価指数
  3. 協調介入
  4. 競争入札
  5. キャリー取引

 

 

キャリートレードの登録カテゴリ情報

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