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SPAN証拠金とは

SPAN証拠金とは、日経平均先物取引、オプション取引を行う上で、証券会社が顧客投資家に対して求める証拠金(保証金)のベンチマークとなる金額のこと。SPANは「The Standard Portfolio Analysis of Risk」の略。

(以下、日経225先物取引を事例に解説)
SPAN証拠金の金額は市場のリスクに応じて変動し、証券会社は顧客投資家に対してSPAN×○○○%という割合をかけた金額を日経平均先物取引1枚あたりの必要証拠金として要求する。

たとえば、日経225のSPAN証拠金が60万円、証券会社が定める倍率が120%という場合、日経225先物取引(ラージ)を1枚(取引単位)をするのに必要な証拠金は60×1.2=72万円となる。
仮にその時の日経平均株価が8500円だとすると、日経225先物取引(ラージ)は1枚あたり1000倍なので8500×1000=850万円、必要証拠金は72万円。
つまり、1枚(約850万円)の建て玉に対して必要な証拠金が72万円ということになる(レバレッジは約11.8倍)。

ちなみに、日経225miniの場合はこの1/10で計算される。なので、1枚(100倍の85万円)に対して必要な証拠金が7万2千円。

このSPAN証拠金の金額については大阪証券取引所が発表しており、1週間に1回設定をしている。(ボラティリティ(値動き)が大きかった週の翌週はSPAN証拠金の金額も大きくなる)

SPAN証拠金に関する特選サイト
SPAN証拠金について金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

日経225先物取引講座
SPAN証拠金とは何か?

もしかして?(SPAN証拠金関連用語一覧)

  1. S&P500
  2. ST倍率
  3. SQ
  4. Share
  5. Stock

 

 

SPAN証拠金の登録カテゴリ情報

メインカテゴリ:S
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