一物一価の法則とは
一物一価の法則とは、経済学上の概念。財・サービスの価格、取引が自由に行える市場では、同じ商品の価格は一つに決まるという法則を指す。自由市場経済において取引が自由に行え、かつ価格に関する情報が十分に与えられるのであれば、国内外を問わず同じ商品の価格は同一となるという説。 仮に、当初は同じ財がAという国では1000円、Bという国では800円で売買されていたとする。この場合は、Aという国とBという国との間では裁定取引(アービトラージ)が発生する。価格の低い市場(B国)では需要の増大により価格が上昇、価格の低い市場では供給量の増大により価格が下落する。 ただし、一物一価の法則が成立するのは完全競争市場であるという点が前提とされている。完全競争市場は売り手と買い手が十分に存在し、当該財に対する情報の完全性(レモン市場ではない)、取引されている財の同質性、市場への参加・撤退が自由という点を満たす市場。 |
もしかして?(一物一価の法則関連用語一覧)
|
一物一価の法則の登録カテゴリ情報
メインカテゴリ:い行 |
サブカテゴリ(3):ジャンル別 , 金融・投資理論 , 索引別 |
なお、「金融経済用語辞典トップページ」からも情報をお探しいただけます。
一物一価の法則に関するクチコミ・投稿情報
一物一価の法則に関連すると考えられるクチコミや投稿情報を表示しています。できる限り一物一価の法則に合った情報を表示できるよう努力しておりますが、時事的な質問などが表示されたり、不適切な情報が掲載される可能性もありますが、ご了承ください。
見つかりませんでした