日本版ISA(Individual Savings Account:アイサ)とは、投資信託や上場株式への投資に対する非課税制度。英国で1999年に導入されたISAを元に予定されている制度。少額投資非課税制度とも呼ばれる。2014年1月からスタートする予定。
2012年6月現在、上場株式・投資信託の譲渡益課税は優遇税制として一律10%の課税となっているが、2013年12月末でこれが廃止され、一律20%の課税となる予定となっている。
その際に導入される予定なのが日本版ISA。最大500万円(毎年100万円×5年)までの投資から得られる値上がり益や配当・分配金が最長10年間非課税となる制度。
非課税となるものは?
非課税口座(ISA口座)内の上場株式の配当金、売買益のほか、株式投資信託の収益分配金、譲渡益。
非課税となる投資額は?
毎年100万円までで、非課税期間は5年間となるので、最大500万円までが非課税枠となる。ただし、非課税枠の繰り越しはできない。また、一度使用した分は復活しない。
非課税となる期間
最長5年間。
ISA口座の保有資格、口座数
1月1日時点で20歳以上の者。また、ISA口座は一人1口座まで(複数の証券会社にISA口座を作ることはできない)
ISA口座の口座開設期間
2013年10月以降
ISA口座との損益通算
ISA口座での譲渡損益と、その他の損益通算は不可
本エントリーは2013年4月現在に書かれたもので、将来導入予定の制度について記述しております。