有事のドル買いとは
有事のドル買い(ゆうじのどるがい)とは、為替取引における相場格言の一種。戦争や紛争などによって世界情勢が混乱したとき(有事の時)には、流動性や信頼性が高い米ドル(アメリカ合衆国の通貨)を保有しようというニーズが高まり、米ドルが買われるという意味。 ただし、有事といっても様々であり、必ず米ドルが買われるというわけではない。 一方、米国内で有事が発生した2001年米国同時多発テロ時や、米国が当事者となった、2003年イラク空爆時などは有事であっても米ドルが売られた。このように、有事に米国自身が関与した場合は逆にドルが売られるという「有事のドル売り」現象も発生することがある。 |
もしかして?(有事のドル買い関連用語一覧)
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