貸倒れリスクとは
貸倒れリスク(かしだおれりすく)とは、債務者の返済能力が低下することにより、債権が回収できない(不良債権化する)リスクのことを指す。信用リスクとも呼ばれる。一般に貸倒れリスクが高い債務ほどより高金利の利息が必要となる。 住宅ローンの場合、お金の貸し手である銀行(金融機関)にとって、借り手がローンの返済ができなくなるリスクのことを指す。このほかにも商取引における売掛金、社債投資におけるデフォルト(債務不履行)も貸倒リスクである。 貸倒れリスクと金利の関係については、担保を差し入れる住宅ローンと無担保ローンであるキャッシングとの金利差を考えるとわかりやすい。 住宅ローンの場合、万が一貸倒れ(債務不履行)が生じた場合でも担保である不動産を売却することが可能になるが、無担保ローン(キャッシング)の場合はそれができないため、回収可能な額も回収可能性も低くなる。そのため、有担保ローンの金利は低く、逆に無担保ローンの金利は高くなる。 このほか、相手の信用度の高さも同じ理由で金利に影響を与えることになる。貸倒れリスクの低い優良企業は低金利で資金調達が可能であるが信用格付けが低い企業は資金調達を行うためには高金利を支払う必要が出てくる。 |
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