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統合報告書とは

統合報告書(とうごうほうこくしょ)とは、企業が株主に開示する情報の一つで財務情報と非財務情報を一つにまとめた報告書。業績を始めとした財務情報はもちろん、社会貢献、環境に対する取り組みなどをまとめたもの。2014年には導入する上場企業が100社を超えた。

企業が長期にわたって継続し、繁栄、成長するためには短期的な利益だけでなく、社会への貢献や長期的視点での育成などの稼ぐ力以外の要素に注目する必要があるという考え方から産まれたもの。特にリーマンショックなどを経て経営の短期志向の反省の意もある。

統合報告書には、代表者(社長)からのメッセージ、企業理念、事業と社会貢献、研究開発、CSR活動、労働環境に対する取り組み、コーポレートガバナンスなどが盛り込まれる。

近年では、投資対象を考える時、収益性だけではなくESGは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(統治・ガバナンス)などに優れた企業に投資をする「ESG投資」なども注目されている。今後も統合報告書を導入する企業は増加するものと考えられる。

統合報告書に関する特選サイト
統合報告書について金融経済用語辞典がオススメするウェブサイトを紹介します。

ESG投資(ESG銘柄)とは何か?

もしかして?(統合報告書関連用語一覧)

  1. 都市銀行
  2. トリガー価格
  3. 特別目的会社
  4. 特別口座
  5. 取引所集中義務

 

 

統合報告書の登録カテゴリ情報

メインカテゴリ:と行
サブカテゴリ(4):ジャンル別 , 企業 , 財務分析 , 索引別

なお、「金融経済用語辞典トップページ」からも情報をお探しいただけます。

 

統合報告書に関するクチコミ・投稿情報

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