リビジョンインデックス
リビジョンインデックス(Revision Index)とは、企業業績に対するアナリストの見通しがどのように変化しているのかをとらえる指数。景況感をあらわす指標として利用されている。
業績見通しの「上方修正された企業(銘柄)」から「下方修正された企業(銘柄)」を差し引き、総企業数(銘柄数)に対する比率をもって計算される。
景況感を示す指標と書いたとおり、プラスが大きければ企業業績の上方修正が多い=企業の業績改善の動きが強いとみられる。逆にマイナスが大きければ業績悪化の動きが強まっていると見ることができる。
リビジョンインデックスは調査機関や証券会社が算出する。日本国内で代表的なものとしては「NRIリビジョンインデックス」が挙げられる。
同指数は"「NOMURA総合400指数」採用銘柄(除く金融)を対象に 、今期の業績予想(本決算ベース、経常利益)が3カ月前に比べて、「上方修正された 銘柄の比率」から「下方修正された銘柄の比率」を差し引いた数値"(野村證券証券用語集より引用)となっている。