増収増益・増収減益・減収増益・減収減益
増収増益・増収減益・減収増益・減収減益。これらはいずれも企業の収支状況を過去と比較したときに用いられる言葉。「収」の部分は売上高を示しており、「益」の部分は最終利益(当期純利益)を示すことが多い。
あくまでも前期比較の表現であり、「増益」だからといって黒字とは限らない。あくまでも前期より利益が増えていたら増益と表現する。
増収増益
売上高も増え、利益も増えている状態。規模も大きくなり、利益も増えているという理想ともいえる形。高評価。
増収減益
売り上げは増えているのに利益は減っているという状態。
(例:市場規模は大きくなっているが、競合も増えて利益率が低下した)
減収増益
売り上げは減少しているが利益は増加している状態。
(例:リストラ効果によって減収となったが、不採算部門の閉鎖で利益は増加した)
減収減益
売り上げも利益も落ちている状態。
(例:市場の飽和によって売上は低下し利益率も低下し減収減益となった)