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金融経済用語辞典の「つ行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

つつみ線

つつみ線とは、ローソク足のチャート形の一つ。前日のローソク足の実体部分をすべて包む長いローソク足が出現することを指す。要するに昨日の値動きの全てを満たした足が翌日現れること。売りと買いが拮抗する転換点であるとされ、高値圏で売り、安値圏では買いのサインといわれる。



つなぎ売り

つなぎ売りとは、相場下落を予想した状態で、保有している株式を売るのではなく、同じ株式を信用取引で空売りすることをさす。売ることができない株があるが、今後の相場下落を予想した場合のヘッジ取引としても行われる。



積立利率変動型終身保険

積立利率変動型終身保険(つみたてりりつへんどうがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種で市場金利等の運用環境によって死亡保険金や解約返戻金の額が増加するタイプの保険。積立金は直近の運用実績に基づいて積立利率が決められ増加する。最低保証利率が設定されているため変額保険と異なり解約返戻金や死亡保険金がマイナスとなることはない。



積立型終身保険

積立型終身保険(つみたてがたしゅうしんほけん)とは、終身保険の一種。通常の終身保険と比較して保険料を安くする代わりに、保険料払込期間中の疾病死亡保険金額を払込保険料相当額とする終身保険のこと。



積立預金

積立預金(つみたてよきん)とは、一定期間ごとに一定額の預金を積み立てるタイプの預金。通常は普通預金から毎月、予め定めた一定の金額を定期預金に自動振替するタイプのものが多い。毎月自動的に天引きされる形で資産形成ができるため、自分で計画的に資産形成をするのが苦手な方には適した預金である。



追加証拠金

追加証拠金(ついかしょうこきん)とは、信用取引口座の残高が委託証拠金の最低限度を下回った場合に証券会社などが取引相手に対して請求する追加の保証金のこと。追証、追加維持証拠金などとも呼ばれる。



通帳

通帳(つうちょう:bankbook)とは、銀行等の金融機関が預金者に対して交付している冊子のこと。預金通帳・貯金通帳などと呼ばれる。残高の他、利用履歴などを参照することができるようになっている。ただし、近年ではキャッシュカードとATMの普及やオンラインバンキングの普及に伴い、通帳を発行しない銀行も出てきた。



通貨スワップ

通貨スワップ(Currency Swap)とは、異なる種類の通貨間におけるキャッシュフローを交換する取引のこと。たとえば、同じ元本において得られるキャッシュフローはそれぞれの通貨間で金利が異なることから当然に金利差(キャッシュフローの違い)が生じる。このキャッシュフローを交換する取引が通貨スワップとなる。



通貨バスケット制

通貨バスケット制(つうかばすけっとせい)とは、為替レート決定方法における固定相場制の一種。自国の為替レートを複数の外貨レートにより決定付けるようにすること。



通貨マフィア

通貨マフィア(つうかまふぃあ)とは、一般にはG20か国の国際金融担当事務方トップによるあつまりのことを指す外国為替市場関係における俗称である。「マフィア」という言葉が使われるのは、その交渉内容が非公開であることが理由とされる。