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金本位制に関するQ&A

金本位制に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「金本位制」をご覧ください。

2015年12月09日 Q.質問
世界貨幣ができない理由 世界共通の貨幣ができないのはなぜでしょうか。 世界貨幣を使用すると実体経済に見合わない貨幣価値で経済活動を行わなければならない国が発生し、ユーロ圏のギリシ ャや金本位制下の日本のように国内経済を犠牲にして国際均衡を保つ必要から不況に陥る国が出てくるからだと考えているのですが、このような理解で間違っていないでしょうか。
2015年12月31日 A.回答
国際金融のトリレンマというのがあります。 1、為替の安定 2、独自の金融政策 3、自由な資本移動 この3つのうち2つまでしか同時に満たせません。 グローバル化が今後ますます拡大していくことを考えれば3を放棄することはありえず、世界の通貨を統合するということは1と3を採用し2を放棄することになります。 普通、自国の景況に合わせて独自の金融政策を行っています。 景気が悪かったら利下げ、景気が過熱しすぎていたら利上げ。 日本の不況が必然的で仕方がないものだと思っている人が多いですが、需要不足による不況なんて貨幣を配りまくれば解決します。 従来の金融を介した貨幣供給ができなくなっただけの話であって、政府が貨幣を配りまくるなんていうの政策は今すぐにでもできます。 まあともかく、貨幣の量をコントロールすることによって景気はコントロールされます。 為替を固定するとそれができなくなります。 例えば日本国内の東京と青森で考えてみましょう。 青森が不況で東京が好況だったとして、青森が勝手に利下げできませんよね? 仮に青森の銀行で1%で借りて東京の銀行に預金すると2%もらえるとしたら、その取引を無限に行えば無限に設けることができてしまいます。 通貨が同じなら青森で増えた貸出が青森県内で使われるとも限りませんしね。 青森では貨幣需要の急増で金利があがらないように貨幣を放出し続けなければならなくなり、東京では資金供給の急増で金利が低下しないように貨幣を吸収し続けなければならなくなる。 結局はどちらかがどちらかに合わせることになり、大抵の場合は不況の国は自国の不況を甘受して好況の国の利率に合わせなければならなくなります。 これが独自の金融政策の放棄となります。 それから、ロバートマンデルが提唱した最適通貨圏理論というのもあります。 まあざっくり言えば通貨統合にはさまざまな条件が揃わないと無理ですよという感じですかね。 最もクリアしなければいけない条件は、労働力の移動が柔軟であることですかね。 日本が不況で中国が活況だったときに、速やかに労働者が中国に移住するような環境であれば通貨統合のハードルはだいぶ下がります。
 

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