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金本位制に関するQ&A

金本位制に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「金本位制」をご覧ください。

2013年11月19日 Q.質問
昔は金本位制が存在し、紙幣と金貨が兌換できることによって、貨幣価値を保証していましたが、今はそのような制度は存在しません。しかし、貨幣の価値は保証され、人々は貨幣を信用し普通に使っています。そこで疑問なのですが、なぜ金本位制がなくても現代では貨幣の価値は保証されているのですか?
2013年11月26日 A.回答
国のパワーとか中央銀行の信用、これも曖昧ですよね。ずばり答えます。通貨の価値は、その通貨が流通している圏内の付加価値生産力と通貨の流通量のバランスによって決まります。具体的に言えば、100円あれば缶ジュースが買える、1000円あればファミレスで食事が出来る、1万円あれば自転車が買える、100万円あれば最低クラスの軽自動車が買える、3000万円あれば家が建つ、というような様々な付加価値生産力がありそれが通貨の流通圏内で共通認識となっている事がお金に価値を持たせるわけです。発展途上国、後進国などと呼ばれる国は産業のほとんどが一次産業だったり、そもそも農業すら出来ないような土地だったり、二次・三次産業が貧弱で、国家全体としての付加価値生産力が非常に弱いことが共通点です。このような国では、国民に必要な物資を国内でまかなえないにも関わらず、対外的にも赤字だったりして、国内産業への投資が進みません。それでも政府は赤字財政を埋めるために通貨の発行を続けざるを得ず、しかし通貨の価値を支える産業が育たないことから通貨の価値は低いままなのです。金本位制の時代は金が絶対的な価値を持っており、金を渡せば代わりに食品や日用品などを購入できるという共通認識を皆が持っていたからそれが価値を持ち通貨として利用されていたわけです。しかし、人口や経済規模が大きくなっても金の産出が追いつかなければ通貨不足が発生し流通が滞るという欠点を持っています。(それでも通貨を増やすなら改鋳で金の含有量を減らした新通貨を発行するしかありませんが、当然通貨の信用が落ちインフレになるためなんの解決にもなりません)また、兌換紙幣に関しては、紙幣の発行体(つまり政府)が兌換紙幣の発行額に相当する金を保管しているからいつでも金に交換できるという事が紙幣という通貨の価値を担保していたわけですが、上記同様の理由で経済規模の拡大に比例した金を常に維持することは不可能ですし、万一金が足りない事がばれて国民が金の交換に殺到するなどと言う事態に陥れば、通貨の信用ひいては政府の信用がガタ落ちする羽目になるわけです。
 

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