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バックテストに関するQ&A

バックテストに関する質問情報を掲載しています。用語解説については「バックテスト」をご覧ください。

2010年10月19日 Q.質問
テクニカル分析で売買の指針を考えたところで結局損益は半々に収まるのでしょうか?MT4で様々なテクニカル分析の組み合わせ・パターンを試しましたがさっぱりです。もちろん100回そこらの売買では利益が出ていたりすることはあります。でも1000回以上バックテストしてしっかりと利益を出している。そんなシステムはなかなか出来ません。利益は出ていても損益の山谷の幅が大きすぎたり。そもそもテクニカル分析で儲かるならプロが大もうけしているはず。テクニカル分析のみで儲かるなんてのは幻想・営業トークでしょうか?ただ、テクニカル分析が絶対に儲からない。そんな証明が出来ていないのもまた事実。
2010年10月26日 A.回答
メタトレーダーでEAを自作しています。たしかに、テクニカル指標を用いたシストレで、長期にわたって安定した利益を出すのは難しいと思います(この点、市販のEAは、非常に高い勝率ときれいな損益曲線が魅力ですが、そのほとんどが、多段ナンピンや多段マーチン式のものか、あるいは損切りなしの過剰最適化されたスキャルだったりで、いわゆる「コツコツドカン型」のハイリスクなので、ここでは一応論外としておきます)。ただ、逆に言えば、テクニカル指標を使わずに、長期にわたって安定した利益を出せるかというと、私はむしろそちらの方が難しいと思います。あまり参考にはならないかもしれませんが、以下、私がとくに工夫している点を述べます。1.RSIや乖離率などのようなオシレーター系の指標を用いた逆張りは、安定したパフォーマンスが出にくいので、私の場合は、移動平均線やモメンタムといったシンプルな指標を用いたトレンドフォローが中心です。2.ただし、あまり固定観念に縛られるのはよくないので、自由な発想でどんどんバックテストをします。たとえば、ドテンサインを無視してOCOで決済したり、利食いより損切りの幅を大きくしたり、ゴールデンクロスで仕掛けてゴールデンクロスで仕切る、という具合に、「掟破り」のロジックでも、バックテストの結果がよければ積極的に取り入れます。3.一番困るのは、いわゆるカーブフィッティング(過剰最適化)で、これを回避する手段として私がよく使うのが、VL(Variable Lenghth)戦略です。これは、テクニカル指標の計算期間や利食い・損切りの幅など、とくにカーブフィッティングに陥りやすいパラメーターを、固定式にせずに、そのときどきのボラティリティーに合わせて自動可変式にするやり方です。ボラの測定方法としては、標準偏差やATRまたは直近の高値・安値あたりを適切に使い分けています。これまでの実験によるかぎり、パラメーター固定式のシステムよりもVL式のシステムの方が寿命が長いのではと考えています。4.また、とくに工夫を凝らしているのが、トリガーサインよりも、むしろフィルタリングです。私の場合は、標準偏差の低い場面は保ちあいと判断してトレードを回避していますが、このフィルタリングはほとんどのトレンドフォロー戦略でうまく機能するようです。5.一つ一つのシステムを構築するときは、トータル利益やドローダウンの大小よりも、まずは、時期的にトレード回数と勝率が安定していることを最重要視しています。時期的にトレード回数や勝率が不安定なシステムは、それ自体過剰最適化されている可能性が高いと考えているからです。6.ただし、ドローダウンが大きいままでは実運用できません。そこで、次にやることは、複数(5~10個)ロジックによるポートフォリオです。一つ一つのシステムではドローダウンが大きくでも、相関性の薄いロジックを複数組み合わせてポートフォリオにすれば、かなりドローダウンを磨滅させることができます。極端に言えば、損益曲線がほぼ直線に近くなるまで組み合わせに工夫を凝らし、徹底的にドローダウンを潰します。ただし、この時点では、まだトータル利益は度外視です。7.6でドローダウンを磨滅することができたら、最後に、複利計算によって一気にトータル利益を上げます。ただし、最大ドローダウン率は10~15%を超えないように複利計算法を微調整します。8.一つ一つのシステムの利益率が年間で10%~30%もあれば私は十分だと思っています。それらをポートフォリオにして、まずは、ドローダウンを徹底的に潰し、最後に複利計算にしてやれば、年間の利益率は、少なくとも計算上は、数倍~数十倍、場合によっては数百倍にもなってくれるものです。あとは、辛抱強く自作のシステムを信じることでしょうか。参考にしていただければ幸いです。
 

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