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一物一価の法則に関するQ&A

一物一価の法則に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「一物一価の法則」をご覧ください。

2013年10月27日 Q.質問
現在、国際金融を勉強していて疑問に思ったことです。 生産国が同じ貿易財について一物一価の法則が成立する際に貿易財の実質為替レートが1に等しくなるというのがいまいち理解出来ません。もし分かる方いらっしゃったら初学者なので分かり易く解説して頂けると有り難いです。宜しく御願い致します。
2013年11月01日 A.回答
1ドル100円ということは1ドル札で100円玉を購入できるということです。つまりFドル札でD円を購入できるとすれば名目為替レート(所謂日常的に使う為替レート)SnはSn=D/F(円/ドル)と計算できます。では、日本の物価水準が2倍だった場合、アメリカのFドル相当のものが買えるか?買えないです、なぜなら日本は物価が2倍なので貨幣自体の購買力も2分の1に下がっているからです。このような実質的な購買力の差を反映したのが所謂実質為替レートでSr=(D/CPId)/(F/CPIf)と計算され分子・分母ともに物価指数で割ることによって通貨の実質的な購買力に注目することになります。上記式を変形すると②Sr=Sn(CPIf/CPId)となることが分かります。次に絶対的購買力平価の下となっている国際間の一物一価は何かと考えると、①CPId(100円)=CPIf(1ドル)×Sn(100円/ドル)が成立していないとおかしいということです。なぜなら、CPId(100円)>CPI(1ドル)×Sn(90円/ドル)が成立しているならば、日本でも物を100円で売って、アメリカから90円で仕入れれば10円の差益がでるので日本の企業がこぞって輸入する結果円安となり(輸入対価であるドル購入のため円が売られる)名目的円ドルレートが上昇するためです。これは一物一価が成立するまで続きますので結果①の式が成立することになります。①を変形すると CPIf/CPId=1/Snになります。これを②式に代入するとSr=1となりますので一物一価が成立すれば実質為替レートが1になることが示されたかと思います。
 

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