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ブレトンウッズ体制に関するQ&A

ブレトンウッズ体制に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「ブレトンウッズ体制」をご覧ください。

2009年05月20日 Q.質問
金本位制に関して ブレトン ウッズ体制によって通貨制度が金本位制になる。 この金本位制はアメリカが膨大な量の金を保有していたことなどによるドルへの信頼の上に成り立っていた。 しかしアメリカドルの流通量が戦争などにより増え、信用が下がる ドルと金を交換する人が増える 金を大量に取引市場に供給して金の値段が上がらないように努力する アメリカがドルと金の交換を続けるのは無理だと判断し金本位制は崩れる 金本位制に関する流れはこんな感じでいいのでしょうか? 間違っているところ、説明足らずのところがあったら教えてください また1950~70にかけてドルの流通量が2倍近く増えているようですがインフレにはならなかったのですか?

2009年05月25日 A.回答
いくつか言葉が足りない気がします。 まず、金本位制はブレトンウッズ体制によって成立したものではなく、19世紀後半にポンドをキー・カレンシーとして成立したものです。いわゆる「国際金本位制」ですね。 その後、第一次世界大戦後は「金為替本位制」となりましたが、その体制は大恐慌期に崩壊し、ブロック経済へと移行しました。 第二次大戦後のブレトンウッズ体制では、唯一米ドルが金兌換通貨となっていました。 金1オンス=35ドルで交換することを約束していたのです。 こうして米ドルを中心とした国際通貨制度が成立したのです。 1オンス=35ドルで交換することを約束していたので、戦争や対外赤字によって紙幣の増刷をした場合、金準備もそれに合わせて増加させなければなりません。 ところが、新産金の量はたかが知れています。 結局、貨幣供給量と新産金の量は均衡しないため、この体制は長くは続きませんでした。 1971年にアメリカは一方的に金兌換の停止を宣言しました。いわゆる「ニクソン・ショック」です。 1950から70年にかけてのドル流通量ですが、第二次大戦後は西欧諸国(日本も)が深刻なドル不足に陥っていたことや、現在と比較して経済成長率が非常に高かったことなどがあるので、深刻なインフレとはなりませんでした。むしろ70年代の方が、緩和気味な金融政策によって慢性的なインフレに悩まされることとなりました。
 

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