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協調介入に関するQ&A

協調介入に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「協調介入」をご覧ください。

2010年08月26日 Q.質問
円高ですね。アメリカってどうして「ドル売り介入」をしないんですか? 円高で輸入品が安く買えてうれしい限りですが、日本の輸出企業は困っていますよね。 円高対策をしない理由(協調介入が不可能な理由)は、日本だけでなくアメリカも自国通貨が安くなって、輸出が拡大出来ることを望んでいるからだってことは解かります。 それならいっそのこと、流れが円高ドル安に傾いている今、 円買いドル売り介入を大規模に行って、ついでに、「ドル円レートは60円くらいが望ましい」ってアメリカの高官が言い切れば、一発でそのレートに向かうんじゃないですか? 日本は「困ったなぁ。なんか考えなきゃなぁ。」って言ってるだけだし、アメリカは知らん顔しているだけの現状なら、アメリカは思い切って行動すれば、もっと良い状況になるんじゃないですか? どうして、このチャンスに、アメリカは「ドル売り介入」をしないんですか? (私の会社は輸入が主な業務なので、円高でも円安でも、特に困りません)
2010年09月02日 A.回答
アメリカはドルを売ると大きな声では言っていませんが、ドル札を増刷してこっそりと同じような事をやっています。だからドル安になるのです。 かつて日本で、経済対策の一環として日銀券を大量発行すればいいというバカげた主張がなされたことがありましたが、なんのことはない、アメリカが今同じようなことをやって、GMや破綻した金融機関の救済で生じた財政赤字をファイナンスしているのです。 日本の財政赤字が先進国中最悪レベルだと指摘されますが、基本的に赤字は国内でファイナンスしています。結果として対外債務が少なく、かつてのブラジルやアルゼンチン、最近のアイスランドのようにデフォルトしてしまうリスクが低く、相対的に通貨として価値が高いと評価されているのです。 アメリカの輸出拡大を狙ってドル安に誘導したと言っていますが、私にはアメリカが最初からそれを狙っていたとはあまり思えません。財政赤字をファイナンスした結果のドル安だと言うのはみっともないので、ええかっこしいでそのように言ってるだけだと思っています。 アメリカがドル安に誘導したとしても、全体として輸入依存体質が染みついてしまっているので、輸出拡大よりもむしろ輸入物価の上昇で国民生活に打撃を与える懸念のほうが大きいはずです。 今のアメリカには、大規模なドル売り=円買いに出る財政的自由度など残されていません。このままドルの増刷を続けるとドルの信認が揺らぐ可能性もあります。そういう崖っぷちに立たされているのが今のアメリカの財政状態です。
 

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