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流通利回りに関するQ&A

流通利回りに関する質問情報を掲載しています。用語解説については「流通利回り」をご覧ください。

2012年01月10日 Q.質問
どーゆう意味? ニュース 独国債、初のマイナス金利…確実と投資集中 引用→ 独国債、初のマイナス金利…確実と投資集中 読売新聞 1月10日(火)13時11分配信 【ロンドン=中沢謙介】ドイツ政府が9日実施した6か月物国債の入札で、落札利回りがマイナス0・0122%になった。投資家が事実上、政府に金利を払って国債を購入することになり、「安全資産」とされるドイツ国債に投資が集中していることを反映した格好だ。 マイナス金利では、投資家にとっては、満期時に受け取ることができる金額が国債購入価格よりも低くなる。ドイツにとっては、借金をするにもかかわらず金利収入を得られる。 欧州の財政危機の深刻化で、投資家が多少のコストを負担してでも、確実にお金が返ってくる投資先として、ドイツ国債を選んだようだ。 発行済みの国債を売買する流通市場では期間の短いドイツ国債の利回りがすでにマイナス金利となるなどしているが、新規国債の発行でマイナス金利となるのは初めてだ。 リーマン・ショック後の米国でも短期国債でマイナス金利が発生している。 ←ここまで 投資になってなくないですか?マイナスになるのに買う?どういったしくみでしょうか。
2012年01月25日 A.回答
独短期国債の入札に応じたのは、ドイツの銀行や米銀の欧州支店でしょう。 (1)ご存知でしょうか、欧州中央銀行(ECB)は金融危機不安に対応するため、域内銀行に大量の資金供給をしています。 特に、昨年12月21日の資金供給は期間3年、総額50兆円という大量でした。 その結果、欧州の銀行は金融危機不安から資金を過剰に積み上げ、資金をもてあましています。 この資金が独短期国債に向かっているわけです。 6ヵ月後にに100で償還されるドイツ国債を、約100.006で買う。 普通ならありえないですが、今は普通じゃないということですね。 つまり、他の銀行も信用できないということです。 銀行が破綻したら、預金は戻ってこないかもしれないので、もてあました資金を他の銀行に預金するわけにも行かないのです。 信頼できて、いつでも換金でき、価値が保証されているものは、もはやドイツ短期国債以外にないと思われているのです。 (長期国債は短期国債に比べ流動性に劣り、価格変化も大きい。) しかし、ドイツの短期国債にも限りがあります。奪い合いになって簡単に買えません。 結局、マイナス金利でもドイツの短期国債を買うことになるのです。 説明は省略しますが、市場が企業や銀行などの信用度をどうみているかという指標にCDSスプレッドがあります。 大きいほど、破綻リスクが高いと市場が考えているということです。 ドイツ銀行のCDSスプレッドは次のサイトでわかります。随分高くなっていることが分かるでしょう。他の銀行はもっと高くなっています。 http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=CDB1E5:IND (2)もうひとつは、欧州に支店をもつ米銀による独短期国債の購入です。 説明は省略しますが、欧州の金融危機不安を背景に、ドルを保有する銀行(米銀など)は、クロス通貨ベーシススワップなどにより、ユーロを相当のマイナス金利(場合によっては、-1%~-2%)で調達できます。 こうした銀行が、調達したユーロで、安全なドイツ国債を買っています。ドイツ国債がマイナス金利であっても、十分な鞘が取れます。
 

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