クロスレート

Cross rate

英語
Cross rate
領域
外国為替・通貨換算
確認の中心
市場で直接売買される通貨ペアにもクロスレートという名称を使いますが、実際の提示値は単純な仲値計算だけでは決まりません

クロスレートとは

クロスレートは、二つの為替レートに共通する第三の通貨を介して算出する、別の二通貨間の為替レートです。米ドルを共通通貨にして円とユーロのレートを求めるような計算が代表例です。

通貨ペアの分子・分母が打ち消し合うように掛け算または割り算をします。EUR/USDとUSD/JPYからEUR/JPYを求める場合は両者を掛け、USD/JPYとUSD/CHFからCHF/JPYを求める場合は前者を後者で割ります。

図解

共通通貨を消してクロスレートを作る

  • EUR/USD1ユーロ=1.10米ドル
  • USD/JPY1米ドル=150円
  • 共通通貨分母と分子のUSDが打ち消される
  • EUR/JPY1.10×150=165円
  • 逆レートJPY/EURは1÷165
単位を式に残すと、掛け算か割り算かを判断しやすくなります。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

通貨ペアの分子・分母が打ち消し合うように掛け算または割り算をします。EUR/USDとUSD/JPYからEUR/JPYを求める場合は両者を掛け、USD/JPYとUSD/CHFからCHF/JPYを求める場合は前者を後者で割ります。

類似用語との違い

市場で直接売買される通貨ペアにもクロスレートという名称を使いますが、実際の提示値は単純な仲値計算だけでは決まりません。注文需給、流動性、各市場の時刻差、買値と売値、ディーラーの在庫が反映されます。

使い方・読み方と注意点

EUR/USDが1.10米ドル、USD/JPYが150円なら、1ユーロ=1.10米ドル×150円=165円です。反対方向のJPY/EURが必要なら1÷165として、1円当たり約0.00606ユーロとします。

通貨の並びを誤ると掛け算と割り算が逆になります。実際の売買ではbid同士を機械的に掛ければよいとは限らず、売買方向に対応するbid・askを選びます。表示桁、スプレッド、時点、受渡日がそろっているか確認します。

クロスレートについてよくある疑問

クロスレートを簡単にいうと何ですか?
クロスレートは、二つの為替レートに共通する第三の通貨を介して算出する、別の二通貨間の為替レートです。米ドルを共通通貨にして円とユーロのレートを求めるような計算が代表例です。
クロスレートは何と区別しますか?
市場で直接売買される通貨ペアにもクロスレートという名称を使いますが、実際の提示値は単純な仲値計算だけでは決まりません。注文需給、流動性、各市場の時刻差、買値と売値、ディーラーの在庫が反映されます。
クロスレートを見るときの注意点は何ですか?
通貨の並びを誤ると掛け算と割り算が逆になります。実際の売買ではbid同士を機械的に掛ければよいとは限らず、売買方向に対応するbid・askを選びます。表示桁、スプレッド、時点、受渡日がそろっているか確認します。
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