早期償還条項
Early Redemption Provision
- 英語
- Early Redemption Provision
- 主な対象
- 債券・仕組債・投資信託
- 主な注意点
- 償還後の利息は受け取れない
早期償還条項とは
早期償還条項とは、債券や仕組商品を、当初の償還期限より前に償還する条件です。発動すると定められた償還金を受け取り、以後の利息や運用成果を受け取る権利は終了します。
図解
早期償還条項が働く流れ
- 発行・購入満期と早期償還条件を確認
- 判定日株価・金利など所定条件を照合
- 条件成立元本等を満期前に償還
- 運用終了その後の利息や上昇余地は受け取らない
代表的な発動方式
発行者の選択
発行者が所定の日以降に償還を選べるコーラブル債などです。償還可能日と通知期間が契約に定められます。
市場条件による自動発動
仕組債などで、参照指標がノックアウト価格以上になると償還する方式です。投資家の希望とは無関係に発動します。
受取額とリスクの見方
期間5年、年利3%の債券が2年後に額面で償還されれば、3年目以降の利息は受け取れません。「5年間の利回り」だけでなく、最短でいつ、いくらで償還されるかをシナリオ別に見ます。
仕組商品では早期償還条件と元本損失を決めるノックイン条件は別です。早期償還されない場合の満期受取額、信用リスクも確認します。投資信託の繰上償還はファンド自体の早期終了で、債券のコール条項とは仕組みが異なります。
早期償還条項についてよくある疑問
- 早期償還なら必ず元本が戻りますか?
- 必ずではありません。償還価額、手数料、参照資産との連動は商品条件で決まります。
- 投資家は早期償還を断れますか?
- 自動発動または発行者選択とされていれば、通常は投資家が拒否できません。
- 途中売却との違いは?
- 早期償還は契約により商品が終了すること、途中売却は投資家が満期前に市場などで手放すことです。