トータルリターン

Total return

英語
Total return
領域
投資成果・収益測定
確認の中心
価格リターンは価格変化だけ、インカムゲインは利息・配当等だけを見ます

トータルリターンとは

トータルリターンは、値上がり・値下がりによる価格損益と、利息、配当、分配金などの受取収益を合わせた投資成果です。金額では『期末価値-期首投資額+受取収益』、率ではその金額を期首投資額で割るのが基本形です。

比較用の指数やファンド実績では、分配を受け取った時点で同じ資産へ再投資したと仮定することがあります。途中の追加投資・引出しがある場合は、運用の巧拙を見る時間加重収益率と、投資家の資金時期を反映する金額加重収益率を目的に応じて使い分けます。

図解

トータルリターンを構成する三つの要素

  • 期末価値評価時点の資産価格
  • 期首投資額最初に投じた金額を差し引く
  • 受取収益利息・配当・分配金を加える
  • 金額リターン期末価値-期首投資額+受取収益
  • 収益率金額リターン÷期首投資額
公表値を比べるときは、分配再投資、費用、税、通貨の条件も確認します。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

比較用の指数やファンド実績では、分配を受け取った時点で同じ資産へ再投資したと仮定することがあります。途中の追加投資・引出しがある場合は、運用の巧拙を見る時間加重収益率と、投資家の資金時期を反映する金額加重収益率を目的に応じて使い分けます。

類似用語との違い

価格リターンは価格変化だけ、インカムゲインは利息・配当等だけを見ます。トータルリターンは両方を合算しますが、どの費用・税・為替・再投資を含むかが資料ごとに異なるため、名称だけでは比較条件がそろいません。

使い方・読み方と注意点

1万円で買った投資信託が1年後に9,600円となり、期間中に1,000円の分配を受け取った場合、単純な金額リターンは600円、率は6%です。ただし分配時期と再投資を考慮した公表リターンは、この単純計算と異なる場合があります。

分配金は運用益だけでなく元本払戻しの性質を持つ場合があり、受取額だけでは成果を判断できません。比較期間、基準日、配当込み・なし、税引前・後、信託報酬、売買費用、為替ヘッジ、追加資金の扱いをそろえます。

トータルリターンについてよくある疑問

トータルリターンを簡単にいうと何ですか?
トータルリターンは、値上がり・値下がりによる価格損益と、利息、配当、分配金などの受取収益を合わせた投資成果です。金額では『期末価値-期首投資額+受取収益』、率ではその金額を期首投資額で割るのが基本形です。
トータルリターンは何と区別しますか?
価格リターンは価格変化だけ、インカムゲインは利息・配当等だけを見ます。トータルリターンは両方を合算しますが、どの費用・税・為替・再投資を含むかが資料ごとに異なるため、名称だけでは比較条件がそろいません。
トータルリターンを見るときの注意点は何ですか?
分配金は運用益だけでなく元本払戻しの性質を持つ場合があり、受取額だけでは成果を判断できません。比較期間、基準日、配当込み・なし、税引前・後、信託報酬、売買費用、為替ヘッジ、追加資金の扱いをそろえます。
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