増収増益・増収減益・減収増益・減収減益
Revenue and Profit Growth Patterns
- 英語
- Revenue and Profit Growth Patterns
- 比較対象
- 前年同期・前期・会社計画など
- 確認事項
- 売上高とどの利益段階か
増収増益・増収減益・減収増益・減収減益とは
この四つは、企業の売上高と利益が比較期間に対して増えたか減ったかを組み合わせた業績表現です。売上高が増えれば増収、減れば減収、対象利益が増えれば増益、減れば減益です。
図解
売上と利益の4つの組み合わせ
- 増収増益売上↑・利益↑
- 増収減益売上↑・利益↓
- 減収増益売上↓・利益↑
- 減収減益売上↓・利益↓
四つのパターン
増収増益
売上と利益がともに増加。数量増、値上げ、利益率改善など背景を分解します。
増収減益
売上は増えたが利益は減少。原材料高、先行投資、低採算販売などを確認します。
減収増益
売上は減ったが利益は増加。採算改善、固定費削減、事業売却などを確認します。
減収減益
売上と利益がともに減少。需要減、価格低下、競争激化などの継続性を見ます。
計算と読み方
売上高が100億円から110億円なら増収率10%、営業利益が10億円から9億円なら減益率10%で、増収減益です。営業利益率は10%から約8.2%へ低下しており、売上増が利益につながっていません。
営業利益は本業、経常利益は金融損益等を含み、純利益は特別損益と税金等の後です。単年度の増減だけでなく、利益率、キャッシュフロー、会社予想を併読します。
業績の増減表現についてよくある疑問
- 増収増益なら良い決算ですか?
- 成長の質、予想との差、利益率、特殊要因で評価が変わります。
- 減収増益は良い状態ですか?
- 採算改善なら前向きですが、縮小と費用削減だけなら持続性を確認します。
- 増益の「利益」はどれですか?
- 記事や開示により異なります。営業・経常・純利益のどれかを必ず確認します。