クレジットスプレッドとは
![]() クレジットスプレッド(Credit Spread)とは、企業の信用力の差による利回りの差のことを指す。債券投資などにおいて、信用力(信用格付)の異なる発行体の債券の利率に差ができるがこの差がクレジットスプレッドとなる。利回りからデフォルト率を引く事で計算できる。 例えば、利回り20%のAという債券があり、この会社のデフォルト率が10%だとする。仮に100万円を投資した場合を考えると、1年後には120万円となっている。これにデフォルト率を加味すると以下のようになる。 {120万円(償還時)×0.9+0万円(デフォルト時)×0.1}=108万円(利回り8%) つまり、デフォルト率が0%の発行体と比較した場合のクレジットスプレッドは20%-8%=12%と計算することができる。 ただし、実際にはこの債券Aから得られる収益は20万円か100万円(元本)の損かという二者択一である。前者は90%の確率だし後者は10%の確率である。この10%のデフォルト率というリスクを犯すことができるのであれば、利回り20%というハイリターンを望むことができる。 一方、リスクを望まないのであれば、デフォルト率が0%の利回り8%というリターンの少ない運用をすることしかできない。 リスクとリターンは表裏一体であると言う点についてはこのクレジットスプレッドという考え方からも分かるといえる。 |
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