無尽
無尽(むじん)とは、日本における金融形態の一つ。複数の個人や法人が無尽講とよばれる組織に入り、一定の資金を払い込み、抽選や入札など条件にそって積立金を受け取るしくみのこと。
鎌倉時代に登場したといわれ、当初は相互扶助として始まったとされる。明治時代になると大規模で営業として行う、営業無尽が行われるようになった。その後、法律による規制も行われた。戦後(1951年)には相互銀行法が成立し、相互銀行へと転換した。
この相互銀行が1989年の金融機関の合併及び転換に関する法律によって、第二地方銀行へと転換している。