過剰流動性

Excess liquidity

英語
Excess liquidity
領域
経済・金融政策・財政
確認の中心
資金量・信用供給・資産価格との関係

過剰流動性とは

過剰流動性は、経済活動や決済に必要と考えられる水準を超えて資金が潤沢に供給され、運用先を求める状態を表す概念です。

金融緩和、信用拡大、資本流入、財政支出などで資金調達条件が緩み、金利低下や資産価格上昇につながることがあります。ただし測定する単一指標はありません。

図解

過剰流動性の波及経路

  1. 資金供給増加金融緩和・信用拡大等
  2. 低金利・貸出増資金調達が容易になる
  3. 運用資金の流入株式・債券・不動産等
  4. 資産価格上昇リスクテイクが強まる
  5. 反転リスク引締め・信用収縮で調整
資金供給が実体経済の資金需要を大きく上回ると、金利低下や資産価格上昇に波及する場合があります。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

金融緩和、信用拡大、資本流入、財政支出などで資金調達条件が緩み、金利低下や資産価格上昇につながることがあります。ただし測定する単一指標はありません。

類似用語との違い

マネーストック増加は通貨量の統計事実です。過剰流動性はその量が実体経済に対して過大かという評価を含み、同じ意味ではありません。

使い方・読み方と注意点

貸出が急増し、低金利資金が不動産や株式へ集中して価格が所得・利益から大きく乖離する場合、過剰流動性が論点になります。

資金が多くても信用不安で循環しないことがあります。M2だけで断定せず、貸出、実質金利、信用スプレッド、資産価格、需給ギャップを確認してください。

過剰流動性についてよくある疑問

過剰流動性を簡単にいうと何ですか?
過剰流動性は、経済活動や決済に必要と考えられる水準を超えて資金が潤沢に供給され、運用先を求める状態を表す概念です。
過剰流動性は何と区別しますか?
マネーストック増加は通貨量の統計事実です。過剰流動性はその量が実体経済に対して過大かという評価を含み、同じ意味ではありません。
過剰流動性を見るときの注意点は何ですか?
資金が多くても信用不安で循環しないことがあります。M2だけで断定せず、貸出、実質金利、信用スプレッド、資産価格、需給ギャップを確認してください。
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