クレジットデフォルトスワップ
Credit default swap
- 英語
- Credit default swap
- 領域
- 信用デリバティブ・信用事由
- 確認の中心
- CDSはオプションそのものでも、預金保険のような公的保証でもありません
クレジットデフォルトスワップとは
クレジットデフォルトスワップ(CDS)は、参照する企業・国などに契約で定めた信用事由が起きたときの損失を移転するクレジットデリバティブです。プロテクションの買い手が定期的なプレミアムを払い、売り手が信用事由時の支払い義務を負います。
契約では参照組織、参照債務、想定元本、期間、プレミアム、信用事由、決済方法を定めます。信用事由が認定されると、債券と額面を交換する現物決済、またはオークション等で決めた回収価格との差を払う現金決済が行われます。
図解
CDSで信用リスクを移す関係
- 参照組織企業・国など信用事由の対象
- 保護の買い手定期プレミアムを支払う
- 保護の売り手信用事由時の支払いを約束
- 信用事由判定契約定義と手続で発生を確認
- 決済額面と回収価値の差等を精算
仕組みと類似用語の違い
仕組み
契約では参照組織、参照債務、想定元本、期間、プレミアム、信用事由、決済方法を定めます。信用事由が認定されると、債券と額面を交換する現物決済、またはオークション等で決めた回収価格との差を払う現金決済が行われます。
類似用語との違い
CDSはオプションそのものでも、預金保険のような公的保証でもありません。買い手が対象債券を保有しない契約も可能で、債券損失とCDS受取額が完全には一致しないベーシスリスクがあります。CDSスプレッドに『2%なら危険』という普遍的な境界もありません。
使い方・読み方と注意点
想定元本1億円、年率1%のCDSなら、単純化した年間プレミアムは100万円です。信用事由後の回収価格が額面の40%と決まり、条件どおり現金決済されるなら、売り手は概ね6,000万円を支払います。未経過分等の扱いは契約によります。
保護の買い手にも売り手の不履行リスクがあり、売り手は参照先の損失を大きく負います。信用事由の定義、再編の扱い、オークション、担保、相殺、流動性、参照債務との不一致を確認します。市場スプレッドは信用リスクに加え需給や流動性も反映します。
クレジットデフォルトスワップについてよくある疑問
- クレジットデフォルトスワップを簡単にいうと何ですか?
- クレジットデフォルトスワップ(CDS)は、参照する企業・国などに契約で定めた信用事由が起きたときの損失を移転するクレジットデリバティブです。プロテクションの買い手が定期的なプレミアムを払い、売り手が信用事由時の支払い義務を負います。
- クレジットデフォルトスワップは何と区別しますか?
- CDSはオプションそのものでも、預金保険のような公的保証でもありません。買い手が対象債券を保有しない契約も可能で、債券損失とCDS受取額が完全には一致しないベーシスリスクがあります。CDSスプレッドに『2%なら危険』という普遍的な境界もありません。
- クレジットデフォルトスワップを見るときの注意点は何ですか?
- 保護の買い手にも売り手の不履行リスクがあり、売り手は参照先の損失を大きく負います。信用事由の定義、再編の扱い、オークション、担保、相殺、流動性、参照債務との不一致を確認します。市場スプレッドは信用リスクに加え需給や流動性も反映します。
- 関連用語
- 信用リスク元となる信用リスク
- デフォルト信用事由の中心例
- クロスデフォルト条項他契約への波及
- クレジットスプレッド市場が示す信用差
- 信用格付信用力の記号評価