インフレーション

インフレーションとは

インフレーションとは、インフレともよばれ、貨幣価値の低下により、財やサービスの価格が上昇することを指す。

詳しい説明

要は物価上昇のこと。対義語はデフレ(デフレーション)。適切なインフレは経済に対して有効であるとされているが、過度なインフレの進行はハイパーインフレなどと呼ばれ経済上大きな問題を持つ。

一般に景気が良くなると需要の増大によりインフレが起こるとされ、逆に景気悪化はデフレ圧力となる。こうした景気のサイクルにおいて過度なインフレ・デフレが起こらないように中央銀行は金融政策を通じてインフレやデフレをコントロールしている。

インフレーションがおこるメカニズム インフレーションが起こるメカニズムはおおきく以下の3種類に分類される。

・ディマンドプルインフレ(需要によるインフレ) 需要が過大となることにより引き起こされるインフレーションのこと。供給量を超える大幅な需要が物価を押し上げること。日本の高度経済成長期におけるインフレーションはこの需要によるインフレが大きい。一般的には皆がお金を使う事でインフレになるという意味で経済拡大における「正常な」インフレとされる。ただし、これが膨らみすぎるといわゆる「バブル経済」となる。

・コストプッシュインフレ(供給によるインフレ) 供給サイドによるインフレーションで、スタグフレーション(景気後退と同時にインフレとなる)を伴うことが多い。経済的には「悪」とされるインフレである。例えば、輸入原材料価格の高騰によるインフレーション、産業間のける成長格差などが原因となる。

・貨幣的要因によるインフレ 要するに貨幣(通貨)の流通量が増大することによるインフレ。貨幣が過剰になると過剰流動性を生み出して実質金利を引き下げる。これにより投資が拡大し乗数効果により需要が増大する。政府が発行した公債(国債)を中央銀行が引き受ける形での貨幣流通量の増大や、銀行による貸付の増大により、信用創造が過剰に働くことによる流通量増大がある。

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