信用創造
信用創造とは
信用創造(しんようそうぞう:Credit Creation)とは、銀行が持つ機能一つ。
詳しい説明
銀行が行う貸付によりマネーサプライが増加することを指す。銀行が栄材に対して果たしている重要な機能の一つである。預金者が預けた資金が、別の資金需要者に貸付され、その貸付された資金が預金されることで・・・。という流れでマネーサプライが増加する。
例えば法定準備率(銀行が預金者から預かった資金の内現金として銀行内に留保しておかなければならない資金量の割合)が20%と仮定した場合について考察する。
ある人が1,000円を預金したとします。その場合銀行は80%を貸出に出すことができ、20%は留保しておく必要がある。この場合のマネーサプライは、預金している1,000円と、貸し出された800円の1800円となる。では、この800円を借りた人がこの800円を銀行に預けた場合はどうなるのだろうか?同じように銀行は800円の80%(640円)を貸し出すことができる。この場合のマネーサプライは2,440円となる。
これが同じように繰り返される場合、無限等比級数の和の公式で計算可能で、上記の条件で1,000円の預金があった場合のマネーサプライ(最大値)は1000÷0.2=5000となり、1,000円の預金は5,000円のマネーサプライとなる。 この働きを銀行が担うことから銀行の三大機能として「信用創造」が挙げられる。