ショートストラングル

Short strangle

英語
Short strangle
領域
オプション戦略・ボラティリティ
確認の中心
二つの権利行使価格と無限定損失を把握

ショートストラングルとは

ショートストラングルは、同じ原資産・満期について、現在価格より低い権利行使価格のプットと、高い権利行使価格のコールを同時に売るオプション戦略です。価格が二つの権利行使価格の間に収まることを見込みます。

受取プレミアム合計が最大利益です。満期に価格が低いプット行使価格を下回ればプット側、高いコール行使価格を上回ればコール側の損失が拡大します。上側の損失は理論上無制限です。

図解

満期損益の三つの価格帯

  • 価格が86未満プット側で純損失が拡大
  • 86~90プット損失をプレミアムが一部相殺
  • 90~110最大利益は受取プレミアム4
  • 110~114コール損失をプレミアムが一部相殺
  • 価格が114超コール側の純損失が無制限に拡大
例は90プットと110コールを合計4で売った満期時点です。途中損益は残存期間と変動率でも変わります。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

受取プレミアム合計が最大利益です。満期に価格が低いプット行使価格を下回ればプット側、高いコール行使価格を上回ればコール側の損失が拡大します。上側の損失は理論上無制限です。

類似用語との違い

ショートストラドルは同じ権利行使価格のコールとプットを売り、ショートストラングルは離れた二価格を使います。後者は利益範囲が広い一方、通常は受取プレミアムも小さくなります。

使い方・読み方と注意点

原資産100、90プットを2、110コールを2で売れば受取合計は4です。満期の最大利益範囲は90~110、損益分岐点は86と114です。満期120ならコール損失10から受取4を引き、6の損失です。

必要証拠金、急変、ボラティリティ上昇、流動性、早期割当、満期前の評価損を確認します。最大利益が限定される一方で損失は大きくなり得るため、買い戻し条件や損失限定策を先に定めます。

ショートストラングルについてよくある疑問

ショートストラングルを簡単にいうと何ですか?
ショートストラングルは、同じ原資産・満期について、現在価格より低い権利行使価格のプットと、高い権利行使価格のコールを同時に売るオプション戦略です。価格が二つの権利行使価格の間に収まることを見込みます。
ショートストラングルは何と区別しますか?
ショートストラドルは同じ権利行使価格のコールとプットを売り、ショートストラングルは離れた二価格を使います。後者は利益範囲が広い一方、通常は受取プレミアムも小さくなります。
ショートストラングルを見るときの注意点は何ですか?
必要証拠金、急変、ボラティリティ上昇、流動性、早期割当、満期前の評価損を確認します。最大利益が限定される一方で損失は大きくなり得るため、買い戻し条件や損失限定策を先に定めます。
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