アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)
Out of the money
- 英語
- Out of the money
- 領域
- オプション取引・価値区分
- 確認の中心
- 本質的価値はゼロでも満期前は時間価値を持ち得る
アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)とは
アウト・オブ・ザ・マネーは、オプションを直ちに権利行使しても利益が生じない状態です。コールでは原資産価格が権利行使価格を下回り、プットでは原資産価格が権利行使価格を上回るときにOTMです。
コールの本質的価値は『原資産価格-権利行使価格』の正の部分、プットはその逆です。OTMでは本質的価値がゼロですが、満期までにITMへ変わる可能性があるため、満期前のプレミアムには時間価値が残ります。
図解
コールとプットのOTM判定
- コールOTM原資産価格<権利行使価格
- プットOTM原資産価格>権利行使価格
- 本質的価値どちらもゼロ
- 満期前価格時間価値によりゼロとは限らない
- 満期時OTMのままなら通常は価値なく終了
仕組みと類似用語の違い
仕組み
コールの本質的価値は『原資産価格-権利行使価格』の正の部分、プットはその逆です。OTMでは本質的価値がゼロですが、満期までにITMへ変わる可能性があるため、満期前のプレミアムには時間価値が残ります。
類似用語との違い
イン・ザ・マネーは本質的価値が正、アット・ザ・マネーは原資産価格と権利行使価格がほぼ同じです。OTMは『価格がゼロ』『損失がない』という意味ではなく、買い手は支払ったプレミアムを失い得ます。
使い方・読み方と注意点
株価100、権利行使価格110のコールは10だけOTMで、本質的価値はゼロです。それでも満期まで長く予想変動率が高ければプレミアムは付き、株価が112へ上がればITMへ変わります。
満期時にOTMなら通常は権利行使されず価値ゼロで終了します。満期前は時間、予想変動率、金利、配当で価格が動きます。売り手は受取プレミアムを超える損失を負い得るため、契約単位と証拠金を確認します。
アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)についてよくある疑問
- アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)を簡単にいうと何ですか?
- アウト・オブ・ザ・マネーは、オプションを直ちに権利行使しても利益が生じない状態です。コールでは原資産価格が権利行使価格を下回り、プットでは原資産価格が権利行使価格を上回るときにOTMです。
- アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)は何と区別しますか?
- イン・ザ・マネーは本質的価値が正、アット・ザ・マネーは原資産価格と権利行使価格がほぼ同じです。OTMは『価格がゼロ』『損失がない』という意味ではなく、買い手は支払ったプレミアムを失い得ます。
- アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)を見るときの注意点は何ですか?
- 満期時にOTMなら通常は権利行使されず価値ゼロで終了します。満期前は時間、予想変動率、金利、配当で価格が動きます。売り手は受取プレミアムを超える損失を負い得るため、契約単位と証拠金を確認します。
- 関連用語
- インザマネー本質的価値が正の状態
- アット・ザ・マネー行使価格付近の状態
- 本質的価値(オプション取引)直ちに行使する価値
- 時間価値(オプション取引)満期までの可能性の価値
- 権利行使価格OTM判定の基準価格