バブル経済
Economic bubble
- 英語
- Economic bubble
- 領域
- 資産価格・金融循環
- 確認の中心
- 景気拡大や物価上昇が直ちにバブルとは限りません
バブル経済とは
バブル経済は、株式や不動産などの資産価格が、利益、賃料、所得などの基礎的な価値で説明しにくい水準まで上昇し、その値上がり期待が投資と信用拡大をさらに促す状態です。
価格上昇で担保価値と含み益が増えると、借入れと投資が拡大し、追加需要が価格を押し上げます。買い手が『さらに高く売れる』ことを前提に増えるほど循環は自己強化しますが、期待や信用条件が反転すると売却、担保不足、貸出縮小が連鎖します。
図解
資産バブルが膨張し反転する循環
- 値上がり期待将来の売却益を見込み需要が増える
- 信用拡大担保上昇で借入余地が広がる
- 価格上昇含み益と追加投資を呼ぶ
- 期待反転金利・所得・需給の変化で売りが増える
- 信用収縮担保不足と不良債権が投資を抑える
仕組みと類似用語の違い
仕組み
価格上昇で担保価値と含み益が増えると、借入れと投資が拡大し、追加需要が価格を押し上げます。買い手が『さらに高く売れる』ことを前提に増えるほど循環は自己強化しますが、期待や信用条件が反転すると売却、担保不足、貸出縮小が連鎖します。
類似用語との違い
景気拡大や物価上昇が直ちにバブルとは限りません。生産性、利益、人口、金利などで正当化できる上昇もあり、基礎価値そのものが観測できないため、バブルをリアルタイムで一つの指標から確定するのは困難です。
使い方・読み方と注意点
収益還元で3,000万円程度と見積もられる不動産が、短期転売期待と高い借入比率で5,000万円、7,000万円へ上昇するとします。価格下落で担保が借入残高を下回れば、売却と信用収縮が同時に進みやすくなります。
価格水準だけでなく、所得・利益との比率、貸出増加、レバレッジ、投機目的の取引、融資基準を併せて見ます。崩壊時は資産損失だけでなく、不良債権、消費減少、投資縮小、金融機関の貸し渋りへ波及する可能性があります。
バブル経済についてよくある疑問
- バブル経済を簡単にいうと何ですか?
- バブル経済は、株式や不動産などの資産価格が、利益、賃料、所得などの基礎的な価値で説明しにくい水準まで上昇し、その値上がり期待が投資と信用拡大をさらに促す状態です。
- バブル経済は何と区別しますか?
- 景気拡大や物価上昇が直ちにバブルとは限りません。生産性、利益、人口、金利などで正当化できる上昇もあり、基礎価値そのものが観測できないため、バブルをリアルタイムで一つの指標から確定するのは困難です。
- バブル経済を見るときの注意点は何ですか?
- 価格水準だけでなく、所得・利益との比率、貸出増加、レバレッジ、投機目的の取引、融資基準を併せて見ます。崩壊時は資産損失だけでなく、不良債権、消費減少、投資縮小、金融機関の貸し渋りへ波及する可能性があります。