二元的所得税

二元的所得税とは

二元的所得税(にげんてきしょとくぜい:Dual Income Tax)とは、所得を勤労所得(労働所得)と金融所得(資産性所得)に分類した上で、それぞれ異なる税率・方式により課税する制度のこと。

詳しい説明

現在一部の北欧諸国において導入されている。

二元的所得税が議論される場合、多くは勤労所得に対しては累進課税(累進税率による課税)を行い、資産性所得に対しては比例税率(一定税率)で課税することが基本とされている。 税制を簡素化する目的の他、一般に勤労所得に対して資産性所得は所得の海外移転が容易であることから高い税率をかけると資本逃避(キャピタルフライト)がおこる可能性があるため、こうした点を回避する意図がある。

一方で、所得税における「公平性」の観点から見た場合、資産性所得はより担税力が高い所得とみなすことができるため、二元的所得税により資産性所得を優遇することは富裕層に対する優遇措置ともなってしまうというデメリットもある。

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