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金融経済用語辞典の「ち行」に関するカテゴリー記事(用語)の一覧です。

チャイニーズウォール

チャイニーズウォール(Chinese Wall)とは、投資銀行内のディーリング部門・ファンドマネジメント部門・コーポレートファイナンス部門における部門間において部門間での情報のやり取りを防ぐための規定のこと。



チャネルライン

チャネルライン(Channel Line)とは、相場における高値と安値のそれぞれを結んだ線のこと。チャート上をお互いに並行して並ぶ。



チャート分析

チャート分析(Charting)とは、テクニカル分析における一連の手法のことを指す。出来高や建て玉、値動き、決済価格、その他の指標をグラフなどに記入する際に利用するもの。



中国関連株

中国関連株(ちゅうごくかんれんかぶ)とは、中国において積極的な事業展開を行っているなど中国と密接なつながりがあることから、中国の景気やその動向に強い影響を受ける企業のことを指す。明確な定義があるわけではないが、株価指数(ベンチマーク)の一種に「日経中国関連株50」がある。



中央値

中央値(ちゅうおうち)とは、数値を小さい順に並べたとき中央に位置する値のことを指す。10人の人がおり、それぞれの人の貯金額を並べたとき、下から(上から)数えてちょうど中心にいる5番目のひとの貯金額をが中央値となる。データが偶数になった場合は中央に近い2つの平均(算術平均)を取る。



中央銀行

中央銀行(ちゅうおうぎんこう)とは、国家の金融システムに対する規制権限を有する銀行のこと。銀行の銀行、政府の銀行とも呼ばれる。信用制度の管理、銀行券(通貨)の発行、商業銀行監督、外貨準備高および自国通貨の管理、政府向け銀行業務などが挙げられる。



中心限月

中心限月(ちゅうしんげんげつ)とは、先物取引等において最も取引量が多い限月のことを指す。日本の場合、株価指数先物取引の場合は期近物が中心限月となることが多く、商品先物取引では期先物が中心限月取ることが多い。



中途換金調整額

中途換金調整額(ちゅうとかんきんちょうせいがく)とは、日本国政府の発行する「個人向け国債」における中途解約の際に発生する調整金額のこと。個人向け国債は、他の債券にはない「解約」ということが可能になっているが、満期前に解約する場合に発生する調整額のこと。



中途解約利率

中途解約利率(ちゅうとかいやくりりつ)とは、銀行の定期預金等で満期前に解約した場合に適用される利率(利息)のことを指す。そもそも定期預金は一定期間預金することを前提に普通預金よりも高い利息を受け取っているわけで、途中解約は銀行に不利益を与えることになる。



地方銀行

地方銀行(ちほうぎんこう)とは地銀(ちぎん)とも呼ばれる普通銀行(商業銀行)の一つ。大きく全国地方銀行協会に加盟する「地方銀行(第一地銀)」と、第二地方銀行協会に加盟する「第二地方銀行(第二地銀)」に分類される。



帳簿価格

帳簿価格(ちょうぼかかく:Book Price)とは、企業の貸借対照表(バランスシート)に記載されている購入当初の資産価値のことを指す。簿価とも呼ばれる。



直接利回り

直接利回り(ちょくせつりまわり)とは、債券保有者が得る収入指標の一つ。直接利回りを求める方法は、債券保有による年間のクーポン収入を債券の市場価格で割ることで計算できる。流通市場で債券を購入する場合は必ずしも額面で購入するわけではないため表面利率とは異なるのが一般的である。



直接還元法

直接還元法(ちょくせつかんげんほう)とは、不度さんの鑑定評価価格を求める手法の一つ。収益還元法と呼ばれる鑑定法の計算方法の一つ。不動産から得られる純収益を還元利回り(キャップレート)で割ることで計算される。同じ収益還元法の計算手法であるDCFと比較して計算が容易である。



直接金融

直接金融(ちょくせつきんゆう)とは、借り手と貸し手が直接資金を融通する方法を指す。代表的な直接金融の手段としては、債券や株式などの有価証券を企業や自治体などが発行することで、資金を直接投資家から調達する金融形態をさす。



調整1株益

調整1株益(ちょうせいひとかぶえき)とは企業の収益分析を行うさいの指標の一つ。発行済み株式総数にその時点で権利行使されうる転換社債やワラント、優先株、ストックオプションといったような普通株に転換することが可能な権利が仮にすべて普通株に転換された場合の株数(潜在株式)を加えて計算されるEPS(一株あたり利益)のこと。



貯蓄から投資へ

貯蓄から投資へは、日本における投資教育に関する標語としてしばしば利用される言葉である。意味としては貯蓄(銀行預金)に偏っている日本の個人金融資産のポートフォリオを株や債券、投資信託といった投資へとシフトさせるといったもの。



貯蓄保険料

貯蓄保険料(ちょちくほけんりょう)とは、生命保険における保険料の中で終身保険、養老保険などの保険部分に対して、貯蓄相当として扱われる部分。死亡保険料と異なり、現在の死亡リスクに対する保険料ではなく、将来の死亡リスクに備えるため、満期時の満期保険金に対する積立となる。



賃貸経営

賃貸経営(ちんたいけいえい)とは、アパートや戸建て住宅、マンションなどを賃貸用に建築してそれを貸し出すことによる賃料収入を得るというビジネスのこと。マンションの場合は「マンション投資」、アパートの場合は「アパート経営」などと区分されて呼ばれることもある。



超過収益率

超過収益率(ちょうかしゅうえきりつ)とは、現代ポートフォリオ理論では、個別証券の収益率と無リスク資産の収益率の差のことを指す。ただし、一般には投資信託(ファンド)の運用において期待水準(ベンチマーク)を越えた収益の割合のことを指す。



長期信用銀行

長期信用銀行(ちょうきしんようぎんこう)とは、長期信用銀行法により規定された長期間の融資を主な業務とする銀行のこと。商業銀行との区別の為に用いられることもある。



長期金利

長期金利(ちょうききんり)とは、「1年」を越える借入金に対する金利のこと。ただし、一般にニュース、新聞などで「長期金利」と呼ぶ場合は国が発行する10年国債(長期国債)の中でも最も流通量の多いものの利回りを基準とする。この長期金利は金融機関における長期の貸し出しの目安にもなっている。