物価連動債
Inflation-linked bond
- 英語
- Inflation-linked bond
- 領域
- 債券・インフレヘッジ
- 確認の中心
- 連動指数、想定元金額、実質利回り、償還フロア、市場価格を確認する
物価連動債とは
物価連動債は、物価指数の変化に合わせて元金や利払額が変わる債券です。日本の10年物価連動国債は、生鮮食品を除く全国消費者物価指数に基づく連動係数で想定元金額を調整します。
表面利率は発行時に固定されますが、各利払日の利子は想定元金額に利率を掛けるため物価により変わります。2013年度以降発行分には償還時の元本フロアがありますが、期中利息までフロアで固定されるわけではありません。
図解
日本の物価連動国債
- 基準元金発行時の額面を起点
- 物価指数コアCPIから連動係数を算出
- 想定元金基準元金×連動係数
- 利払い想定元金×固定表面利率
- 償還発行年次のフロアを確認
仕組みと類似用語の違い
仕組み
表面利率は発行時に固定されますが、各利払日の利子は想定元金額に利率を掛けるため物価により変わります。2013年度以降発行分には償還時の元本フロアがありますが、期中利息までフロアで固定されるわけではありません。
類似用語との違い
固定利付国債は名目元金と利子が一定で、物価連動債は実質購買力に連動しやすい設計です。固定利付債利回りと物価連動債の実質利回りの差はBEIの材料ですが、流動性等のプレミアも含みます。
使い方・読み方と注意点
基準時100の元金が連動係数1.03なら想定元金は103です。表面利率0.5%なら年間利子の単純値は103×0.5%で、実際は利払頻度と適用指数に従います。
適用CPI、基準日とラグ、連動係数、元本フロア、新型・旧型、実質利回り、BEI、デフレ、市場価格、税を確認します。期中売却なら元本フロアは売却価格を保証しません。
物価連動債についてよくある疑問
- 物価連動債を簡単にいうと何ですか?
- 物価連動債は、物価指数の変化に合わせて元金や利払額が変わる債券です。日本の10年物価連動国債は、生鮮食品を除く全国消費者物価指数に基づく連動係数で想定元金額を調整します。
- 物価連動債は何と区別しますか?
- 固定利付国債は名目元金と利子が一定で、物価連動債は実質購買力に連動しやすい設計です。固定利付債利回りと物価連動債の実質利回りの差はBEIの材料ですが、流動性等のプレミアも含みます。
- 物価連動債を見るときの注意点は何ですか?
- 適用CPI、基準日とラグ、連動係数、元本フロア、新型・旧型、実質利回り、BEI、デフレ、市場価格、税を確認します。期中売却なら元本フロアは売却価格を保証しません。
- 関連用語
- CPI(消費者物価指数)連動先となる消費者物価指数
- 期待インフレ率名目利回りと実質利回りの差から読む期待インフレ率
- 確定利付債名目キャッシュフローが固定される債券
- インフレーション元金を押し上げるインフレ
- 実質金利物価の影響を調整した実質金利