自己資本比率
Equity ratio / capital adequacy ratio
- 英語
- Equity ratio / capital adequacy ratio
- 領域
- 企業財務・銀行規制
- 確認の中心
- 自己資本利益率(ROE)は自己資本から利益を生み出す効率、自己資本比率は財務構成・損失吸収力に着目します
自己資本比率とは
自己資本比率は、企業や金融機関が損失に耐えられる資本をどの程度持つかを示す指標です。一般企業の会計指標と、銀行の規制比率で計算式が異なります。
一般企業ではおおむね「自己資本÷総資産×100」で財務構成を見ます。銀行規制では、規制上の自己資本を信用・市場・オペレーショナルリスクなどのリスクアセットで割ります。
図解
同じ名前で異なる二つの比率
- 一般企業の分子会計上の自己資本
- 一般企業の分母貸借対照表の総資産
- 銀行規制の分子規制上認められる資本
- 銀行規制の分母各リスクを反映したアセット等
仕組みと類似用語の違い
仕組み
一般企業ではおおむね「自己資本÷総資産×100」で財務構成を見ます。銀行規制では、規制上の自己資本を信用・市場・オペレーショナルリスクなどのリスクアセットで割ります。
類似用語との違い
自己資本利益率(ROE)は自己資本から利益を生み出す効率、自己資本比率は財務構成・損失吸収力に着目します。銀行の比率は一般企業の総資産比率と直接比較できません。
使い方・読み方と注意点
一般企業の自己資本300億円、総資産1,000億円なら比率は30%です。銀行は海外営業拠点の有無等で国際統一基準または国内基準が適用されます。
比率が高いだけで収益力や安全性が保証されるわけではありません。一般企業では業種・リース・のれん、銀行ではCET1、資本バッファー、リスクアセット、レバレッジ比率、適用基準を確認します。
自己資本比率についてよくある疑問
- 自己資本比率を簡単にいうと何ですか?
- 自己資本比率は、企業や金融機関が損失に耐えられる資本をどの程度持つかを示す指標です。一般企業の会計指標と、銀行の規制比率で計算式が異なります。
- 自己資本比率は何と区別しますか?
- 自己資本利益率(ROE)は自己資本から利益を生み出す効率、自己資本比率は財務構成・損失吸収力に着目します。銀行の比率は一般企業の総資産比率と直接比較できません。
- 自己資本比率を見るときの注意点は何ですか?
- 比率が高いだけで収益力や安全性が保証されるわけではありません。一般企業では業種・リース・のれん、銀行ではCET1、資本バッファー、リスクアセット、レバレッジ比率、適用基準を確認します。
- 関連用語
- 自己資本会計上の純資産概念
- リスク資産株主に属する資本
- 株主資本資本効率を比較
- BIS(Bank for International Settlements)マイナス領域を確認
- ROE(自己資本利益率)国際金融制度との接点