SPAN証拠金

SPAN margin

英語
SPAN margin
領域
デリバティブ・証拠金管理
確認の中心
SPANとVaR方式は同じ証拠金ではありません

SPAN証拠金とは

SPAN証拠金は、先物・オプション等のポートフォリオを複数の価格・変動率シナリオで再評価し、想定損失を基に必要額を計算するSPAN方式の証拠金です。同一商品の買いと売り、先物とオプションなどのリスク相殺をまとめて評価できる点が特徴です。

清算機関が公表するリスクパラメータと各建玉を使い、価格変化やボラティリティ変化を想定した損益配列を作ります。スキャンリスク、限月間・商品間の相殺、オプションの最低証拠金等を方式に従って集計し、ポートフォリオの所要額を求めます。

図解

SPAN方式がポートフォリオ証拠金を求める流れ

  1. 建玉を集約先物・オプションの数量と条件を整理
  2. シナリオ評価価格・変動率変化ごとの損益を計算
  3. リスク量大きな想定損失と追加項目を抽出
  4. 相殺調整認められる限月間・商品間効果を反映
  5. 所要証拠金ルールに沿うポートフォリオ必要額
現行の国内制度か海外・過去のSPANかを切り分けて読みます。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

清算機関が公表するリスクパラメータと各建玉を使い、価格変化やボラティリティ変化を想定した損益配列を作ります。スキャンリスク、限月間・商品間の相殺、オプションの最低証拠金等を方式に従って集計し、ポートフォリオの所要額を求めます。

類似用語との違い

SPANとVaR方式は同じ証拠金ではありません。日本証券クリアリング機構は国内の先物・オプション取引証拠金を2023年11月6日にSPAN方式からVaR方式へ移行しました。SPANは現在も海外の取引所・清算機関等で使われるため、対象市場と方式の適用日を確認します。

使い方・読み方と注意点

株価指数先物の買いに、その下落時に価値が上がるプットオプションを組み合わせると、シナリオ上の最大損失が先物単独より小さくなり、相殺が認められる場合があります。ただし、満期や行使価格が違えば相殺効果も変わります。

清算機関の所要額と、証券会社が顧客へ求める証拠金は一致しない場合があります。パラメータ更新、相殺解除、相場急変、流動性、集中建玉、追加証拠金を考慮し、過去の『日経225先物はSPAN証拠金』という説明を現行制度へそのまま当てはめません。

SPAN証拠金についてよくある疑問

SPAN証拠金を簡単にいうと何ですか?
SPAN証拠金は、先物・オプション等のポートフォリオを複数の価格・変動率シナリオで再評価し、想定損失を基に必要額を計算するSPAN方式の証拠金です。同一商品の買いと売り、先物とオプションなどのリスク相殺をまとめて評価できる点が特徴です。
SPAN証拠金は何と区別しますか?
SPANとVaR方式は同じ証拠金ではありません。日本証券クリアリング機構は国内の先物・オプション取引証拠金を2023年11月6日にSPAN方式からVaR方式へ移行しました。SPANは現在も海外の取引所・清算機関等で使われるため、対象市場と方式の適用日を確認します。
SPAN証拠金を見るときの注意点は何ですか?
清算機関の所要額と、証券会社が顧客へ求める証拠金は一致しない場合があります。パラメータ更新、相殺解除、相場急変、流動性、集中建玉、追加証拠金を考慮し、過去の『日経225先物はSPAN証拠金』という説明を現行制度へそのまま当てはめません。
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