法定通貨

Legal tender

英語
Legal tender
領域
通貨制度・決済
確認の中心
法定通貨であることは、あらゆる売買契約の成立や現金払いを相手に強制することではありません

法定通貨とは

法定通貨は、法律によって金銭債務の弁済に使える効力が認められた通貨です。日本では日本銀行券が金額の制限なく法貨として通用し、硬貨は同じ種類につき額面価格の20倍、つまり一度に20枚まで強制通用力を持ちます。

支払う側が弁済期に法定通貨を提供すると、合意された別の支払方法がない限り、通貨の受取りによってその範囲の金銭債務を消滅させられます。銀行券は日本銀行、硬貨は国が発行しますが、どちらも円建ての決済に用いられます。

図解

日本の法貨と決済手段

  • 日本銀行券金額・枚数の上限なく法貨として通用
  • 硬貨同一種類は一度に20枚まで強制通用力
  • 預金振込み口座間の決済手段だが銀行券そのものではない
  • カード等契約で合意した方法として利用
法定通貨の効力は既存の円債務の弁済に関するもので、取引開始時の支払方法は当事者が定められます。

仕組みと類似用語の違い

仕組み

支払う側が弁済期に法定通貨を提供すると、合意された別の支払方法がない限り、通貨の受取りによってその範囲の金銭債務を消滅させられます。銀行券は日本銀行、硬貨は国が発行しますが、どちらも円建ての決済に用いられます。

類似用語との違い

法定通貨であることは、あらゆる売買契約の成立や現金払いを相手に強制することではありません。当事者は契約前に振込み、カード、電子マネーなどの支払条件を合意できます。預金通貨も広く決済に使われますが、銀行券と同じ意味の法貨ではありません。

使い方・読み方と注意点

1円硬貨30枚だけで30円の既存債務を支払おうとした場合、1円硬貨の強制通用力は20枚までです。ただし、受取側が同意すれば21枚以上を受け取ることもでき、硬貨そのものが無効になるわけではありません。

『法定通貨なら価値が一定』『必ず現金で買える』とは限りません。物価や為替で購買力は変わり、店舗は契約前に支払方法を限定できます。記念貨幣、外国通貨、電子的な決済手段は、それぞれ発行根拠と受入条件を確認します。

法定通貨についてよくある疑問

法定通貨を簡単にいうと何ですか?
法定通貨は、法律によって金銭債務の弁済に使える効力が認められた通貨です。日本では日本銀行券が金額の制限なく法貨として通用し、硬貨は同じ種類につき額面価格の20倍、つまり一度に20枚まで強制通用力を持ちます。
法定通貨は何と区別しますか?
法定通貨であることは、あらゆる売買契約の成立や現金払いを相手に強制することではありません。当事者は契約前に振込み、カード、電子マネーなどの支払条件を合意できます。預金通貨も広く決済に使われますが、銀行券と同じ意味の法貨ではありません。
法定通貨を見るときの注意点は何ですか?
『法定通貨なら価値が一定』『必ず現金で買える』とは限りません。物価や為替で購買力は変わり、店舗は契約前に支払方法を限定できます。記念貨幣、外国通貨、電子的な決済手段は、それぞれ発行根拠と受入条件を確認します。
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