ジニ係数
Gini coefficient
- 英語
- Gini coefficient
- 領域
- 所得分配・統計
- 確認の中心
- 対象、所得定義、再分配前後と調査年を揃える
ジニ係数とは
ジニ係数は、所得や資産などの分布がどの程度偏っているかを0から1の範囲で表す指標です。0は全員が同じ額を持つ完全平等、1は一人に全てが集中する完全不平等という理論上の端点です。
人口の累積割合と所得の累積割合を結ぶローレンツ曲線を描き、完全平等線との間の面積を基に計算します。曲線が完全平等線から離れるほど係数は大きくなり、分布の偏りが強いことを示します。
図解
ローレンツ曲線からジニ係数へ
- 横軸所得の低い順に並べた人口累積比
- 縦軸その人々が持つ所得の累積比
- 完全平等線人口20%なら所得も20%という線
- ローレンツ曲線実際の累積分布を結ぶ曲線
- ジニ係数二つの線の間の面積から0~1で算出
仕組みと類似用語の違い
仕組み
人口の累積割合と所得の累積割合を結ぶローレンツ曲線を描き、完全平等線との間の面積を基に計算します。曲線が完全平等線から離れるほど係数は大きくなり、分布の偏りが強いことを示します。
類似用語との違い
当初所得の係数と、税・社会保障を反映した再分配所得の係数は意味が異なります。世帯所得か個人所得か、等価可処分所得か、資産か、0~1か0~100表記かもそろえなければ比較できません。
使い方・読み方と注意点
仮に税・給付前が0.45、税・給付後が0.32なら、制度反映後の方が分布の偏りが小さいと読めます。ただし別年・別調査の値をそのまま差し引いて政策効果と断定することはできません。
『0.3なら良い』のような普遍的合格線はありません。調査対象、所得概念、世帯規模調整、負の所得、標本、調査年を確認します。同じ係数でも分布のどこに格差があるかは異なるため、分位比なども併用します。
ジニ係数についてよくある疑問
- ジニ係数を簡単にいうと何ですか?
- ジニ係数は、所得や資産などの分布がどの程度偏っているかを0から1の範囲で表す指標です。0は全員が同じ額を持つ完全平等、1は一人に全てが集中する完全不平等という理論上の端点です。
- ジニ係数は何と区別しますか?
- 当初所得の係数と、税・社会保障を反映した再分配所得の係数は意味が異なります。世帯所得か個人所得か、等価可処分所得か、資産か、0~1か0~100表記かもそろえなければ比較できません。
- ジニ係数を見るときの注意点は何ですか?
- 『0.3なら良い』のような普遍的合格線はありません。調査対象、所得概念、世帯規模調整、負の所得、標本、調査年を確認します。同じ係数でも分布のどこに格差があるかは異なるため、分位比なども併用します。